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学生記者の感想

▼担当学生記者
池宮珠子(20歳:取材時)

▼取材日
2001/8/18(土)

▼取材時間
17:30~

▼取材地
1928ビル(建設中のスイーツ・アンデパンダンにて)

▼取材の雰囲気
立ち上げ準備真っ盛りのケーキショップ「スイーツ・アンデパンダン」で取材は行われました。大山さんはとてもやさしい雰囲気の方で、終始なごやかに進められました。

どんな些細な事でも興味や関心を持ったら、とりあえず現場に行ってみる
担当学生記者: 池宮珠子(20歳:取材時)
今回うかがった大山さんは、人1倍の行動力の持ち主でありながら実際に会って話した雰囲気ではとても穏やかな人でした。この穏やかでいて、やっていることは非情にアクティブだというところに大山さんの本質が見えたと思います。とても芯の強い人で、行動する事が自分の原点であるかのような人でした。「興味があることにはとりあえず現場に行ってみる」といった、彼はまさにチャレンジし続ける人生を送っておられます。そのとりあえず行ってみるというちょっとした行動がすべてに繋がっておられました。そのホンの少しの勇気と行動力が自分に与える影響力の大きさに改めて考えさせられました。近頃では、個性が重要だとかいうわりには集団行動から外れたら生活できないような風潮があります。これでは結局逃げているだけで具体的に夢に近づく事が出来ないのが良く分かります。何か惹きつけられることに自分の身を置いてみる・・・この積み重ねによって何かが生まれていくのだなぁと思いました。

ちょっとでも興味を持ったら現場に行く事!
同行学生記者: 西村まゆみ(20歳:取材時)
最近では何事においても、知りたいと思えば、テレビ、ラジオ、インターネットなどなどさまざまな手段で調べることができます。が、リアルタイムの情報を通信ですべて表現するのは不可能だと大山さんはおっしゃっていました。やっぱり、現場に行き、実際に自分の目で見るほうが得るものが何倍も大きいということでしょう。あたりまえのことかもしれませんが、妙にこの言葉を聞いて納得させられました。その1歩を踏み出せるかどうかが大きな差になってくるのかもしれません。大山さんはいろんなことをやってきていて、不況のため事務所を閉鎖したこともあったのですが、話を聞いている限りでは結構あっけらかんとしている印象を受けました。でも、仕事を辞めても、大山さんには「絵」という自分の軸があります。それはすごく素敵なことだと思いました。いろんなことを体験するけれども、自分の基盤を1つ、しっかりと持っているというのはとても強いんだなぁと。

とにかく現場に行ってみること。そうすれば肌で何かを感じ、それに近づく事が出来る
同行学生記者: 石浦陽子(23歳:取材時)
8人兄弟の末っ子として生まれたため、厳しい生活を経験したそうだ。その当時は、「パイロット」か「画家」の2つの選択肢があったという。そして、まず「パイロット」の試験を受ける場所まで実際に足を運んで見たそうだ。そしてそこで「試験内容とはどんなものか」を知った。(※現場!!)その後、奈良ドリームランドにて「ジェットコースター」に乗れない自分は高いとこが実はだめだったことに気付く。そして、「パイロット」の道より「画家」の道に進むことを選ぶ。こうやって、ひとつひとつ、目の前の興味のあることを実践したり、足を運んで見ることで、「選択」をしていくというやり方が大山さんの生き方だ。
そして、自ら「波瀾万丈」の画家人生を語り始めてくださった。進学校で、優等生だったため、先生からの国立大学進学を強くすすめられるが、先生の反対を押しきりあえて「画家」として食べて生きていこうと決意する。(この時はむなぐらを掴み合い、大げんかをしたそうだ、、。)絵を描くためにはまずは1)絵を描く場所が必要である。2)絵を描く時間が必要である。ということだ。だから「とえりあえずどこかの会社にでも入って、働きながら、、。」というのでは、「画家」にはなれないと思い、会社には入らなかったという。また「ゴヤ」の絵が好きで、「スペイン」に足を運び、(※現場!!)「ゴヤ」の作品を買い集めたという。そして、毎日新聞ビル取り壊しに際し、一人で「抗議文」を出して、ビルの存続を求め、自らビルを借りて、地下で「カフェ」を始める。「カフェ経営経験」も「料理人経験」も全くなかったがやってみた。(※現場!!)コミニュティFMも同じだ。経験があるわけではない。とにかく他の人の立ち上げ経験を聞きに既存のFMを見学。(※現場!!)徐々に進めている段階。そして長い話の中で最後に、好きなもの、興味のあることを「すぐやる」「すぐ行く」ということがそれに近付く一番簡単な方法なのだと教えてくださった。学校で先生に反対されようが、事務所が閉鎖しようが、「絵を描く」ことを続けてきたことで、今の大山さんがある。
今回の取材でつくづく、こんな風に身近な人の、生き方を聞いて「あっ自分もできそうだな」と思えることが「きゃりなび」の良い所だと思った。これが例えば、賢い大学を出た人や、超裕福な家庭の方のお話だったら、「私にはこんなすごい生き方はできそうにないなあ」と思っただろう。身近な人の、実際の経験談を聞くからこそ、現実的に「あっ自分もやってみようかな。できるかな」と思える。だから「キャリナビ」は有名人や芸能人の話しではなく、こんな風に社会の中の身近な人を取材することが一番いいんだと思った。

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