▼担当学生記者
浜屋公紀子(22歳:取材時)
▼取材日
2001/7/14(土)
▼取材時間
11:00~13:00
▼取材地
宮城県石巻市 漁船内
▼取材の雰囲気
おふたりが乗っている漁船のなかで取材をさせていただきました。エンジンの音が鳴り響き、止まっていたけれど揺れる船内。そんな状況で、すでに船酔いをしてしまったようなかんじでした。おふたりとも海の男という私のイメージ通り、無口で男っぽいかんじでした。質問には、丁寧に答えてくれて、特に魚を獲るときのお話をしていただいたときは、とても楽しそうで仕事に対する情熱が伝わってきました。私達がおいしい魚を食べれるのは、こうして真剣に全力で仕事をする彼らのような漁師がいるおかげなのですね。
好きだから、この仕事が。
担当学生記者:
浜屋公紀子(22歳:取材時)
自然相手だからといっても、魚が取れなければお金にならないし、意味がない。だから魚がとれるまで帰らない。だけどそんななかにもこの仕事が好きだ思っていて、中でも一番嬉しい瞬間は、魚がとれたとき。自分がここだっと思ったところで魚がとれたとき。そのスリルはたまらない。三浦さんはとくに、船頭というどこで、いつ魚をとるかという指揮をとる仕事をしています。もう、港を出た瞬間から勝負は始まっていて、長年の勘が武器。その瞬間を逃してしまうと、生き物だからさかなはすぐに逃げてしまうのです。
今回は、私の父親の仕事に関わっている人だから、小さい頃から身近に感じてはいました。ただ、実際いろんな話を聞いていると、ほんと彼らの命がけの仕事があるから、いつもおいしい魚が食べられて、そして早い話、彼らがいなければ父親の会社は成り立たなくて、だったら彼らがいなければ、私もいままで生きてくることができなかったし。そう考えると今回の取材は単なる取材ではなくて、私が知らなければいけない一面を見てきたんだと思います。こうやって、直接目に見えるかたちで人と人とのつながりを感じたり、実際に自分に直接関わってくる仕事を目でみておくことってすごく大切なことだなと思いました。
魚がおれを待ってるんだよ
同行学生記者:
原晋也(23歳:取材時)
魚を採るっていうのは、人間の歴史の中で、すごい昔からある仕事で、そのやり方は変っていっても、この先もずっとある仕事だと思います。それから、あんな大きな船も、太平洋のど真ん中に出ればとても小さい存在で、その上で1ヶ月も過ごし、海や魚という自然と闘うということ。
そんな生き方をしているからか、漁師の方たちはものすごく人間らしく生きているように思えました。人間らしくというよりは、”その人らしく”と言った方がいいのかもしれません。例えば、「自分は何の為にこれをやっているんだろう」とか、「本当にこうすることが自分のためになるんだろうか」と考えることは大切なことだと思います。でもそれだけでは何も進まないのも事実です。三浦さんが、「魚とるのがおれの仕事だから」と言った時の、南の海で真っ黒に日焼けした笑顔と、漁の話をしている時などに時折のぞく鋭い目つきがとても印象的でした。
好きだから、上にも行きたかったし勉強もした、、、
同行学生記者:
河野良雄(27歳:取材時)
やさしそうな物腰の方でしたが、魚を獲る話をするときは真剣で
かつとても楽しそうだったのが印象に残りました。漁師の仕事は体を動かす部分が大半かと思っていましたが、色々な情報を集めながら魚の獲れそうなポイントを決めたり、他の漁船の動きをけん制しながらポイントを探したりと、結構頭を使った情報戦だなと思いました。その意思決定を全て行う船頭=漁労長の仕事は非常に責任が重そうでした。