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学生記者の感想

▼担当学生記者
臼井真希(21歳:取材時)

▼取材日
2001/9/11(火)

▼取材時間

▼取材地
横浜甦生病院

▼取材の雰囲気
お仕事がお忙しいにもかかわらず、二時間以上も、内容の濃いお話を聞かせていただきました。取材後には、実際にホスピス病棟のお部屋も見せていただきました。

死というものを身近に感じ、人はいつ死ぬかわからないということを知ることで改めて生きることの大切さを知ることができるのです。
担当学生記者: 臼井真希(21歳:取材時)
小澤先生の話す一つ一つの言葉がすごく重くて、心に響きました。その中でも一番心に残ったのが、この言葉です。私達は当たり前のように生きていて、毎日が自分に与えられていることが何でもないことのようですが、もしも、「あと一年で死ぬ」と宣告されたら、一日一日がとても貴重なものだと感じると思います。健康に生きることができ、色んな人と関わることができるということはとても幸せだということに気付かされました。先生のお話を聞いてから、私はこれまでの自分の生き方や、人との関わり方を改めて考え直しました。せっかくこの世に生かさしてもらっているのに、とてももったいない生き方をしていたんだな、と思います。そして、このようなことに気付く機会を与えられたことに感謝しています。お話から学んだことを実行するよう努力し、毎日を大切に、そして常に、目の前にいる人との関わりを大切にしていけたら、と思います。

死と直面して初めて生きる意味を考える
同行学生記者: 平尾ゆかり(26歳:取材時)
ホスピス科に送られてきた患者さんの8割は2週間以内に 亡くなる、と言われています。通常の医療では治癒できないと 判断された人のケアをなさるのがホスピス科医。 健康でいる間はほとんど考えることのない、自分の死。 小澤先生も「相当身近な人が亡くなるとか、ショッキングな 出来事が起きなければ通常は考えることがないのでは…」 と言います。 しかし、この取材の夜、N.Y.でのテロ事件が起こりいつ何時何が起こるか分からないことを改めて知らされました。 比較の幸せでなく、非日常(未来がない状態)において 幸せと感じられることをして欲しい。 先生は青少年に向けてこんなメッセージをくれました。 みなさんは明日、何か事故に巻き込まれて亡くなっても 満足のいく生活をしていますか…? 私の友人の死から早4年が 経とうとしてます。

相手に対する様々な関心をもつと、見えないことが見えてくる
同行学生記者: 浜屋公紀子(23歳:取材時)
今回の取材は感じることがいっぱいで、それもまだ自分のなかで、頭ではわかっていても、実際認識していない部分もあって、言葉にするのは難しいです。患者さんの苦しみを理解しようとするためには、苦しみに意識を置かなければいけない。それも目に見えない苦しみに感性を研ぎ澄ませて、耳を澄ましておく。例えば、いつもテレビのニュースでアナウンサーがしているネクタイに気にかけている人ならば、突然ネクタイの色を聞かれてもわかるけれど、そうでない人には、突然聞かれてもわからない。それと同じで、人の苦しみに意識を置いていなければ、それを理解することはできない。このことは、ホスピスで働くお医者さんだけにいえることではないんだと思います。私たちは、いつももっと自分が接する相手に対して関心を払わなければいけないと思います。面打ち師さんの取材で感じた部分ともつながるのですが、人は、たとえ笑っていても、心の中では悲しんでいるかもしれないし、たくさん怒っているように見える人が、あまり怒っているように見えない人よりも怒りが強いとは限らなかったり。もうちょっと、相手に関心を持てば、見えにくいことが見えてきたり、声にならない声が聞こえてきたりするのではないかと思います。

死の援助とともに生の援助をしたい
同行学生記者: 佐々木大輔(22歳:取材時)
通常、医療というと肉体的な苦痛を取り除く延命措置が中心です。しかし、小澤先生は肉体的な痛みよりも精神的な痛みを和らげるということを自分の仕事であると考えている人でした。死を目前に感じると、多くの人はより精神に苦しみを感じるそうです。患者の病状を診るだけでなく、問いかけ、話を聞いていくことでその苦しみを和らげようとしている方でした。口で言うのは簡単ですが、実際に死を前にした患者さんと向き合っていくことは想像以上に辛いことであると感じました。そのような状況の中、小澤さんがこの仕事を続けているのは、僕のOnly One Word である「死の援助をするとともに、生の援助をしたい」という言葉にこめられていました。改めて、自分が生きていることの目的を考えるキッカケとなる取材でした。

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同行学生記者: 金井寿恵(21歳:取材時)

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