▼担当学生記者
河田実央(20歳:取材時)
▼取材日
2001/10/17(水)
▼取材時間
13:00~16:00
▼取材地
東急キャピタルホテルロビー、虎ノ門のスターバックス
▼取材の雰囲気
スーツ姿で現れた速水さんにはなんだか圧倒されるものがありました。しかし、議員の方とお会いする合間を縫って二度に渉り快く取材を引き受けてくださり、とても貴重なお話をうかがうことができました。
一年に一個絶対新しいことをやってみようと思っています
担当学生記者:
河田実央(20歳:取材時)
大変お忙しい中のわずかな時間を塗っての取材でしたが、快く協力してくださり、楽しい取材でした。実際現場で働くだけではなく、法案に関わることで林業を支えていく、そういうお仕事内容に驚きました。onlywordのこの言葉は、速水さんの向上欲、知識欲、アクティブさを端的に表した言葉だと思います。そうしないと進歩しないでしょ。と、続けた言葉がまた印象的でした。林業のいわば近代化を進めている、速水さんの合理的な考えや、地域との共生、自然との共生を目指しながら林業界を支えていく、その思いが伝わってきました。
Thinking globaly Acting Localy
同行学生記者:
久保田裕美(23歳:取材時)
山と聞いたらどんなイメージがある?と聞かれた時に、
「薄暗い感じ」と答える人は少なくないとか。
森は人間が手入れをしてあげないと、どんどん死んでいってしまう。
実際に山主が手におえなくなって、そのままになっている山や森は
たくさんあるそうです。そのままになっているとどうなるかと言うと、
倒れた木や乱雑に茂った木が光をさえぎってしまい、暗く、
死んだ山になってしまうのだそうです。
速水さんの山は、それとは違い、とても明るく、
元気で、そこにいる人を和ませるような山でした。
こんな素敵な山でお仕事が出来るのは、すばらしいなと思ったのですが、
実際は、近年海外からの輸入木材が増え、
国内の木材価格はとても下がっているという現状です。
切れば切るほど赤字になるときもあるというのを聞いて、驚きました。
世界的な規模で考えながら、地域に根付いた活動をしていくことが
大切なんだとおっしゃっていました。なるほどな、と思いました。
速水さんは昔から、山に入るときはあくまで「仕事」という気持ちでいる、
とおっしゃっていました。私は山というと、登山や、森林浴など遊びの
要素を先に思いつくのですが、仕事として、山を見るというのは
とても厳しいことではと思いました。
この取材のあと、山に対してのイメージが変わりました。
普段、風景の中で、山は山で一つのかたまりとして見ていたのが、
山の中には木がたくさんあり、その木の下には草や土があるんだな
と考えるようになりました。
そのように見てみると、山でもいろいろあるんだなというのが分かりました。
お話を伺えて、とてもよかったです。ありがとうございました。
原動力は地域が好きだから
同行学生記者:
稲葉綾(21歳:取材時)
林業=古い、伝統的、堅そう…という勝手なる先入観はすっかり取っ払われました。林業というよりもご自身でもおっしゃっていた通り経営者というかんじでした。林業で大事な事は肉体労働だけでなく、教育だと強くおっしゃられているのが印象的でした。今日のお話の中で一番出てきた言葉が「地域」だったと思います。速水さんのポリシーは"Thinking globally acting locally"だそうで、常に地域の繁栄のために何かしようという姿勢が見受けられました。
山は楽しいですね
同行学生記者:
金井理恵(21歳:取材時)
取材中、速水さんは何回も山が好きだ、楽しいということをおしゃっていたのが印象的でした。職業として林業に誇り、責任、そして好きという気持ちをお持ちだからこそいきいきと働いていると思いました。そしてもうひとつ取材中に強く感じたことがあります。それは速水さんの「多様性」を認める寛容さです。それは人の考えや価値観、あらゆることに対してまず自分とは違う多様性を認める。その前提で、自分は林業を行っていく上で何を主張するのか。そういう周りを認めた上での、自分の主張というものを持った方だと感じました。