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学生記者の感想

▼担当学生記者
横須賀祐樹(21歳:取材時)

▼取材日
2001/10/20(土)

▼取材時間
14:00~16:00

▼取材地
酒屋@井上さんのお店

▼取材の雰囲気
今回の取材は石浦さんが井上さんと知り合いということもあって終始和やかな雰囲気で取材ができました。しかし、話が途中でそれてただの雑談になったり、録音に失敗したり、西村さんがブルに(ペットのブルドック)に絡まれたりしてすべてが順調というわけではありませんでしたが全体的にみればなかなかよかった取材だったと思いました。

酒屋の酒知らず
担当学生記者: 横須賀祐樹(21歳:取材時)
取材に行ってはじめて井上さんを見たときには、想像していた酒屋のイメージとだいぶ違ったのでちょっとびっくりしたが、取材が始まるととても会話が上手でこちらの緊張もすぐに解けてきました。
取材は井上さんの経歴から始まり、仕事内容、利き酒師、酒業界について、伏見の酒、人生観など順調に(?)進んでいたが、終盤は「2ちゃんねる」や、野球の話(もちろん井上さんは阪神ファン)で盛り上がり最後はお酒までいただき、いろんな意味でとても良かった取材でした。
そして利き酒師兼酒屋の井上さんはひとことで言うと「大人の渋さをもった男」でした。ハーレーとウエイトトレーニングを趣味に持ち、ペットにはブルドック、しかも名前がブル、・・・「やはり男はこうでなくては」って思いました。

酒に対する情熱だけは誰にも負けない
同行学生記者: 石浦陽子(23歳:取材時)
取材は少し緊張ぎみで始まったが、3時間後には完全に、溶け込んでいた。井上さんは酒屋の息子に育ち、高校中退後、必然的に酒屋を継いだ。酒の知識をあまり知らないままに、興味本位で「地酒」を売り始めたという。それからは、全国の蔵をめぐり、自分の舌で確かめた本当にうまい酒と思う酒だけを買い付けてきた。それは、銘柄でもない、ブランドものでもない。本当においしいと自分が思った酒だけを並べるのが井上さんのポリシーだという。
趣味はハーレーに乗ること、御神輿をかつぐこと、バーベルでウエイトトレーニング。何せ、重いものが好きだそうだ。趣味と仕事の共通点はすべて自分の好きなこと「俺は本能のままに生きている」と井上さんはおっしゃっていた。酒に対する「思い入れ」は誰にも負けないと言える自信。それはがとてもかっこよく見えた。本当に、仕事に情熱を持って、お金じゃなく、まずなにより先においしい地酒をみんなに飲んでもらいたいと思う心が素敵だと思った。たくさんの地酒屋が乱立する中でも、この「井上さんのお店に」と言われるような個性のある方だった。
自分らしさを武器にしたまさにオンリーワンなナビゲーターでした。

人は一代
同行学生記者: 西村まゆみ(20歳:取材時)
井上さんは一見とても迫力のあるワイルドな方だった。趣味はハーレー、神輿、ウェイトトレーニング。そして飼ってる犬が20キロ以上もあるブルドック。全てが井上さんにはまりすぎていてなぜかおかしかった。見た目とはちがって話し出すととても気さくでおもしろい。熱血阪神ファンで応援に行くと六甲おろし大熱唱という熱い方だった。
お酒に関してもその熱さは伝わってきた。「思い」がなければ売れない。初めはなにも考えず、ただ「単価が高いぶん売れたら儲けが大きいじゃないか」ということで地酒を売りだしたが、父親の死をきっかけに真剣に考え始めた。今では伏見の米、伏見の水を使い、伏見の酒蔵でほんものの「地酒」をつくり売っている。
自分の生まれた土地を大事に考え、それを生かして商売が出来ている井上さんはとても素敵だと思ったし、そういう生き方ができていることがとても羨ましかった。「お子さんに継がす気はあるのか」という問に「無理に継がしても「思い」がなかったら売れない。人は一代。子供だからといって継がしてうまくほど甘いもんではない。」というようなことをおっしゃっていた。それは自分の好きなことをしてきた井上さんが「自分が一生懸命になれるものを見つけることが大事だ」と言っているように思えた。自分の店にしっかりとした「独自性」を持ったとてもかっこいい方でした。

ノウハウは教えられても“思い”は教えられない
同行学生記者: 三室知子(19歳:取材時)
今回取材させていただいた利き酒師の井上さんは、一言で言うと、本当に「熱い」方だった。高校を中退し、その後お父さんの酒屋を継がれたが、その当初は適当に仕事をしていたとおっしゃっていた。でもお父さんの死をきっかけに、仕事に対して真剣に取り組むようになったという。その仕事に対する情熱、プライドは、話を聞いていてすごく伝わってきた。
「海外に日本酒のシェアを広げないのか?」という質問に対して、「まず自分の国(日本)に日本酒を広め、多くの人に飲んでもらえるようになるのが先だ」とおっしゃった言葉の中に、日本の文化や伝統を守っているという気負いを感じ取ることができた。
井上さんは仕事以外にも多くの趣味を持っておられ、ウエイトトレーニングにハーレー、神輿かつぎと、どれも井上さんにぴったりという感じだった。自分のしたいことをして生きるのが一番だとおっしゃっていたが、井上さん自身がまさにそういう生き方をされてきた方だったので、すごく説得力があった。井上さんは男の中の男という感じで本当に生き方から人柄まですべてがカッコよく,それでいてすごく親しみやすい方だった。

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