▼担当学生記者
澤田美穂(22歳:取材時)
▼取材日
2003/2/10(月)
▼取材時間
17:00~19:00
▼取材地
体育館@白金
▼取材の雰囲気
私たちは東京都港区白金にあります高輪中学校の体育館にお邪魔しました。そこでは、辻さんが監督をされているバスケットボールチーム、“Excellence”(トップの選手チーム)と”No excuse”(車椅子の選手チーム)の練習がまさに行われていました。私たちの取材は選手の掛け声や笑い声、ボールの音が体育館に響き渡る同じ空間の中で行われました。
これは聖心女子大学のラクロス部に辻さんがメンタルトレーニングと呼ばれる講義のようなものをしていたときにおっしゃっていたことばです。私は中学生の頃、バトン部に属していましたが、ひとりで練習をしていたりするときは楽しいのに、他人とコミュニケーションをとるのが苦手だったせいか、チームでやらなければならなくなったときに、どうも自分の感情を伝えたり、他人の感情を受け入れることがうまくできず、人間関係で悩み、それだけでチームワークをとるのが苦痛に感じ、部活動をやめてしいました。いま考えてみると、バカだったなぁと思うのですが、辻さんのお話を聞くうちに、わたしは自分だけの「快」しか求めていなかったし、いやだ、つらいと思ったことはすぐに周りの環境のせいにばかりしていたなぁ、それでチームワークなんてとれるはずもなかったなぁと思いました。発表や大会の場に立つというとき、例え自分の前に躍ったチームが素晴らしい演技をしたとしても、例えあまり素晴らしいとは言えない演技をしたとしても、どんな瞬間であっても、セルフイメージ(自分の発言や考え方がみずからのイメージに跳ね返り、最終的には行動に影響を及ぼす、という考え方です)を大きく、プラスの感情にもっていこうとしていたか、行動と意識の方向性を、それぞれが問いただしていけるような共通のチーム理念を話し合って、練習に臨んでいたか、というと決してそうではありませんでした。中学で部活をやめて以来、集団で行うスポーツ競技はなんとなく避けたいというような傾向がありましたが、共通理念をもち、それぞれがそれぞれなりの責任でセルフイメージを大きくしようと日々生活できるような集団のなかでスポーツができるのならば、わたしもほんとうに心からスポーツが楽しめるのではないかなぁと思いました。