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学生記者の感想

▼担当学生記者
高部友里恵(21歳:取材時)

▼取材日
2003/8/26(火)

▼取材時間
15:00~17:00

▼取材地
ナビゲーターさんのオフィス@京都

▼取材の雰囲気
京都市の市民活動総合センターで行なわれました。春に出来たばかりでとても綺麗で明るい雰囲気。そして、市民活動のための情報と交流場がたくさん集まっている建物でした。赤澤さんは私たちとも割と歳が近く、大学生活を中心に話をしてくださったので、私たちは親近感を感じていました。わかりやすく話を進める中にも、時折ジョークを織り交ぜた赤澤さんの話ぶりで、笑いもありとても良い雰囲気の取材でした。

熱いうちに行動を
担当学生記者: 高部友里恵(21歳:取材時)

人に会ったりすると、それが消去できない体験として自分の中に残る。それを生かせるかどうかは会った後で考える。まずは、熱いうちに行動しておくべき。

赤澤さんがこうおっしゃていた言葉は、今の私を非常に勇気づけるものでした。私には、思いをすぐに行動に移せるときと、そうできないときがあります。思いをすぐに行動に移せるときは、「1度きりの人生なんだから」と自分を後押ししているし、できないときは、「あせることはない、人生まだまだこれから」と自分の気持ちを冷ましています。 この2通りの考えはいつも私の中に存在していて、 行動する際にはどちらの考えを採るか、自分の中で自然と考える仕組みができているように思います。 自分ではどちらの考えにも共感できるので、どちらかに統一されることはありませんでした。

そして今回、赤澤さんにいただいたこの言葉は、前者の自分を助走させる結果になりました。

よくよく考えれば、若いうちにしかできないこともあります。 そして後者の自分の考えは、安全な暮らしを確保していることに 対する‘甘え’であるとも思います。 今回は取材地が関西だったということで、阪神淡路大震災について 調べていましたが、その中で感じたのは、 「本当にいつ命が奪われるかわからない」ということでした。 赤澤さんの説得力のあるお話を聞き、熱いうちに行動する自分を 今は全面に出していきたいと思いました。

今を積み重ねことによって将来につながっていく
同行学生記者: 小林真之(22歳:取材時)

赤澤さんは将来のために何かをやろうという逆算の発想よりも今大切だと思うことをやろうと考えているとのことです。 赤澤さんが大学時代に、始めになにか明確な目標があったわけではなく、目の前にあることをやっていくうちに学校の教室では学ぶことが出来ないことを知ることに楽しさを覚えたということです。 そのような経験がこの言葉に表れていると思います。

また赤澤さんは「自分探しも大切だけど、どこかで自分作りもしないと」とおしゃっていました。

「将来のために何かをやる」vs「今大切なことをやる」 「自分探し」vs「自分作り」 僕はこの二つの考えはどちらも大切であり、両立することが出来ると思いました。「将来のために何かを今やる」それは同時に「今一番自分にとってそれが大切だから今やっている」そうなるのが理想だと思います。それがただ将来のためだけになるとあんまり力がでないと思います。

また「自分探し」はただなにもせずに「自分ってなんだ」 と考えていても多分答えはでないと思います。なにかに対して真剣にチャレンジしてみて、それと交わってみて「自分を作る」過程で「自分」が見えてくると思います。

『自分さがし』だけでなく『自分づくり』の体験もいっぱいする
同行学生記者: 副島裕之(22歳:取材時)
赤澤さんはボランティアとは、自分が知らない環境に入っていけるもので社会の中での自己表現の手段とおっしゃっていました。赤澤さんはボランティアという切り口で自分を探し、つくっていったのだなと感じました。これからも自分から経験を掴みにいって自分づくりの体験をいっぱいしようと思います。

自分の想いを力にするほうが大事だと思った
同行学生記者: 高原響(21歳:取材時)

赤澤さんが大学院に進んだのは、NPOでの活動をもっと続けたかったからだとおっしゃいました。「まわりのみんなが就職活動をする中、焦る気持ちや迷いはなかったのか」とうかがってみると先ほどの言葉、「自分の想いを力にするほうが大事だと思った」とおっしゃいました。 そして当時焦りよりも逆に「皆と同じ就職活動をしなくちゃいけないのか?」と悩んだそうです。「大学で得た、自分自身の大切なものを活かさなきゃ自分自身を否定することになる。それはイヤだった」ともおっしゃっていました。

赤澤さんの言葉は今の私の想いにリンクしている気がして、強い共感を覚えました。私は今、これまで当たり前と思っていた就職活動に疑問を感じています。たくさんエントリーシートを出して大企業に入る「勝ち組」になるために競争する。昨日のイベントで五味太郎さんの言葉にもあったように「ジクソーパズルの穴に自分を無理やりはめ込む」みたいなそんなやり方はもう嫌なのです。そして大企業で与えられた仕事をこなしてゆく、そんな生き方は私の性に合わないと感じています。前は「こんなこと言って大丈夫なのか?」「私にそれを実現できるのか?」と悩んでいましたが、「自分が素直にやりたくないと感じることをどうして無理やりやる必要があるんだ!!」と今は吹っ切れました。

まさに「自分の想いを力にするほうが大事」、想いがあるならそれを信じて実現してゆけばいいと今は想っています。この想いはキャリナビでの取材や講演、活動を通じて出逢ったひとによって得られたものです。私の中にあった想いに気付いたのだから、それを嘘にはしたくありません。キャリナビでの活動を終えても私はこの方向に進んでいこうと思います。

赤澤さんは自分の想いに忠実に生きている人だと感じました。 今私が進みだそうとしている方向につよく後押ししてくれる言葉をたくさん聴くことができました。inspireされる、とてもすてきな取材でした。

『自分さがし』だけでなく『自分づくり』もしていかないと
同行学生記者: 浅見紘子(21歳:取材時)

自分さがしは大事だとよく言われていますが、探しても探してもうまく見つからないと本当につらくなってしまいます。そんなときは同時に自分をつくっていくことが大切。それがだんだんと自分らしさになっていくのだと思います。

私は人前に出ることが本当に苦手でしたが、だからといって逃げ続けていてはダメだと思い、去年、ウェイトレスのバイトを始めました。 最初はカウンターの外にさえ出られない自分が本当に情けなくて、もうやめたいと何度も思いましたが、1年続けてだいぶ平気にこなせるようになりました。そして今年、キャリナビの活動を始めて、人前で自分の意見を発表することができる自分をつくっていこうと思っています。

以前は私には何もないと思っていましたが、今振り返ってみるとここ何年かで、いろんな「私」をつくったなぁと思います。これからもこの言葉のとおり「自分つくり」を続けていきたいです。

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