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4.これが本当の教育だ

 

記: 体育の家庭教師となって子ども達にスポーツを広げると同時に、子ども達の悩みを聞いてあげたいというように、水口さんのやりたい仕事や気持ちが変化していったように感じます。決定的に気持ちが変化した瞬間があるのですか?

水口さん: 最初は先生になって甲子園に出場したいと思っていたのですが、学校の先生になるという事を考えた時、学校に“枠”があるのが気になりました。現在は学校がどのようになっているのかわかりませんが1つの枠の中に子ども達が入り、その枠内で先生がやりやすいように指導しているように感じたのです。そんな中で学校の枠って何だろう?枠は必要ではないのだろうか、これからは個の時代に入るから一人一人の子どもと向き合うべきだという考えが徐々に出てきました。

記: 私も学校の枠のようなものは感じているのですが、水口さん自身もその枠の中で育ってきたのに現代の子どもとは違う。なぜ現代の子どもはその枠の中で上手くやっていけなくなったと思いますか。

水口さん: 原因は大人にあると思います。大人社会の中には先生もいますし、親御さんも入ります。やはり徐々に教育されなくなってきているように感じます。偉い事は言えませんが、子どもに対する愛情が欠けているのではないでしょうか。それが目に見える結果となって表れているのではありませんが、私の経験の中で感じていることです。

私が今こうして仕事をしている一つの大きな要因がフリースクール、※ドリームプラネットです。ドリームプラネットはそのスタイルが、今までの学校には全く無いものでした。子どもの自由と責任。子ども達の気持ちをくみとって、成長させてやりたいという気持ちがスタッフにある。指導者、先生ではなく、子ども達のサポート役に徹している姿がみえたのです。子ども達の行動も理解して、一緒に喜んで、泣いて、これこそ「本当の教育」スポーティーワンでも見習いたいと強く感じました。学校の枠内にある内容を行う自分達に疑問を感じる部分もありました。しかし、学校の枠の端っこで困っている子どもを助けてあげなかったら、その子ども達はそれで終わってしまう。ドリームプラネットと全く同じ事は出来ないけれど、共感する部分を持ちながら、子どもに接してあげる事が出来たら良いのではないかという思いが私の中に生まれました。ドリームプラネットを知り、体育の家庭教師を本当にやってみよう、起業などが苦しくてもやるべきだと思いました。それが体育の競技を教える事から運動する事を通して個人の成長に関わっていこうと考えた原点です。

記: ではドリームプラネットの考え方を知って、自分の思いに気付いたのですか。

水口さん: そうですね。私は学校の枠に捕われずに子どもの気持ちを育ませてあげたいと思いました。自分の中でわかっていたようでわかっていなかった体育の教師への思い、体育の家庭教師を通して実現させたい事が見えてきたのだと思います。体育の家庭教師という今までにない教育を行う事によって、外から教育をかえるという意識をもっていった方が良いのではないだろうかと考えています。

記: スポーティーワン、水口さん自身の将来の夢について聞かせて頂けますか。

水口さん: スポーティーワンの仕事はまだ都内近郊ですが、将来的には全国的に展開していきたいです。利益を求めるのではなく、本当に困っている、悩んでいる子どもはどこの地域でもいると思います。スポーティーワンを全国に広げる事を通して、一人でも多くの子どもをサポートしていきたいと考えています。

※ドリームプラネット: 正式名称、ドリームプラネットインターナショナルスクール。学校で行っている授業とは全く異なる授業展開で子どもが自分自身「本気」で生きる事を目的としているフリースクール。

 
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