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学生記者の感想

▼担当学生記者
高橋孝史郎(20歳:取材時)

▼取材日
2004/1/6(火)

▼取材時間
14:00~16:00

▼取材地
カフェ@新高輪プリンスホテル

▼取材の雰囲気
始めはこちらが緊張してぎこちなく、新井さんが大人しそうな印象があったのですが、こちらが質問するとたくさんのことを例え話を交えてお話してくださってだんだんと和やかな雰囲気になって、新井さんも楽にして話してくれていました。

トラバーユ
担当学生記者: 高橋孝史郎(20歳:取材時)

新井さんは短大を卒業してから一度保険会社に就職したそうなのですが、当時はお金を稼ぐために働くという考えだったそうです。しかし、その仕事に何か物足りなさを感じ、その後も色々あり、以前から趣味として好きだったワインの仕事を始めたそうなのですが、ワインの仕事を始めて、仕事が楽しく感じどんどんワインの仕事にはまっていったそうです。そして新井さんはたくさんの趣味をお持ちだそうなのですが、その中でワインの仕事を選んだ理由はそれが新井さんにとってやるべきことだったからだそうです。

そのときに仰っていた言葉がオンリーワンワードで、「トラバーユ」という言葉でした。「トラバーユ」とはフランス語で、日本語の意味は「仕事」という意味らしいのですが、この言葉は単に仕事という意味ではなくて、「天職」であり「人生の中でやるべきこと」という意味なのだそうです。

人には必ずその人なりの天職があって、新井さんにとってそれはワインの仕事なのですが、ただこれは仕事や職業に限らず、主婦が向いてて好きだったら主婦であるかもしれないそうです。現代の多くの人々はお金がいいからとか、安定してるからという理由で仕事をしているのですが、そうではなくて自分が本当にやっていて楽しいことが天職で現代の多くの人々はそれを見つけることができないでいます。僕自身それがまだわからないけど、新井さんはもしやりたいことが見つかったらならとにかく進むしかない、それをやるのにリスクがあるとかお金にならないからなどと考えるのは贅沢で、見つけていない人が多い中でそれを見つけることが出来たから、だからそれをどのようにやるかを考え、とにかく進んでアクションを起こせば周りの人々が助けてくれたりしてどうにかなる、結果はあとから来るというようなことを仰っていました。だから僕も自分のトラバーユを見極めてその目的を実現するためのアクションを起こせるようにしたいと思いました。

どれをやめても片手落ちになる
同行学生記者: 佐々木源(20歳:取材時)

僕にとってオンリーワンワードは、プラスの表現というよりは教訓系が多く、しかも今回は差別用語(片手落ち)なんですが、そこらへんは気にしないで下さい。

新井さんは、ワインの生産・輸入コンサルタント・ワイン学校の講師・ワイン輸入会社という4つの仕事をこなされている。また、当然消費者としての立場もあります。それぞれ、同じワインに対しての扱い方や考え方といったものが異なってくる。全ての立場からワインをみることで、ワインというものに対する理解が深まってくると。そして、それはどれも欠けてはならないものだということをおっしゃっていました。

先進国になればなるほど専門化の傾向が著しいわけですが、やはり一つのテーマをもったら、それを多角的な視点から捉えていこうとする視点と言うのは大切だなと思いました。同じモノでも見方を変えれば、違うように見えてくるわけです。よく相手の気持ちにたって考えるとありますが、それって実際その立場になってみないとわからないことって多いと思います。考えを固執させずに、様々な立場から考えられるように訓練していきたいと思います。

「リスクを負うことよりも、やりたいことが見つからないことの方が大変」
同行学生記者: 佐藤尚子(21歳:取材時)

新井さんのお仕事は、ワインの原料となる葡萄畑(8h所有)を耕すことから始まり輸入コンサル、ワインコンサル、ワインコーディネーター、ワイン教室など多岐にわたっています。

このように多角的にワインと関わることで、ワインについて深められる言わばワインのグローバル化であると、ご自身はおっしゃっていました。葡萄のことを「彼らも人間と同じように生きていてその子達の生命をあずかっているの」と言っていたことが大変印象深かったです。

新井さんは今やっていることが、天から授かったもの=Travaiであると言うように、本当に好きなんだなと伝わってきました。だからお話される時も生き生きしていました。

独立当時は苦労もたくさんあったそうですが『天職=Travaiが見つからない方が、よっぽど苦しい』とおっしゃる新井さんは、今のお仕事が本当に好きなのだろうと感じました。

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