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学生記者の感想

▼担当学生記者
山室佑介(22歳:取材時)

▼取材日
2004/5/24(月)

▼取材時間
11:00~13:00

▼取材地
ヒルトン東京

▼取材の雰囲気
ヒルトン東京の岩井さんのお部屋で取材させていただきました。"マネーの虎"岩井さんにお会いできるということで、みんなとても緊張しつつ、わくわくしながら取材に臨みました。実際にお会いした岩井さんはやっぱりすごく貫禄のある方でした。お話にはとても重みがあり、名言連発のとても感動的な取材になりました。

お前はこの仕事がしたいのかよ?する価値があるのか?常に問いかけて、そこに答えのある仕事をしようぜ
担当学生記者: 山室佑介(22歳:取材時)

僕は熱い人が大好きです。熱い言葉が大好きなんです。もちろんつくられた言葉ではなくて、心のそこからのストレートな言葉。岩井さんの言葉はまさにそんな言葉でした。

僕が岩井さんに感動したのは自分を貫いて生きる姿勢です。 岩井さんは利益だけを追求するのではなくて、自分がひとりの人間として正しいと信じることをやってらっしゃる。でもそれをやり続けることってすごくたいへんなことだし勇気のいることだと思います。

僕はこれまでの人生を振り返った時、しっかりと自己主張してこなかったというのがあります。それは自分に自信が無く「周りはこうだけど自分は違う」ということを主張するのを恐れていたんです。でもそうやって周りにあわせていたんでは自分ではなくなっちゃう。やっぱり自分を貫くことって大事ですよね。自分の感じること、自分の思うことを大切にする。そうして「自分」というものが育つのだと思います。

今の自分が岩井さんのように、会社の存続がかかっていても自分を貫く、というレベルまでいけるなんてとても思えないけど、少なくとも自分が正しいと思うことだけは常に主張できる人間でありたいと思う。いくつになっても臭いセリフを堂々と言える人間でいたいです。

自分の人生は自分で切り拓く。でも時に自分の人生は他人が決めるものなんだ。
同行学生記者: 金子良平(22歳:取材時)

岩井さんは「人の人生は人との出会いで決まることもある」 とおっしゃっていました。というのも岩井さん自身、人との運命的な出会いによって自分の人生が決まっていった経験をお持ちだからなのだと思います。

ある人との出会いが自分のその後を決めたというのは、よくよく振り返ってみると案外誰しも経験のあることなのではないかと思います。私の場合は、最近のことで言うと、就職活動がこれから始まろうという時期に大学に講演にこられた先生のお話を聞いて、「嫌々サラリーマンになるのは辞めよう」と決意しました。そのおかげでキャリナビに来るチャンスが生まれたのだと思います。キャリナビに来ていなかったら自分はどうなっていたのだろうか、と考えると一つの出会いが人生を変えるという岩井さんの言葉に納得できます。これからの自分の人生の中で出会っていく人、また今まで出会ってきた人の中に自分のこれからを変えるキーマンとなる人がまだまだたくさんいるかもしれません。そのキーマンと偶然めぐり合うこともあるのでしょうが、やっぱり普段からの人間関係や自分自身を信用してもらうための人間的な成長が重要になると思います。自分が生きている限り人とはずっと関わり続けていきます。どのナビさんも口々におっしゃる通り、人との関係を大切にしていきたいと思います。

僕は夢やぶれてこのビジネスをしている。だから、若くて夢を追いかける人を応援したい。
同行学生記者: 西村玲有(21歳:取材時)

岩井さんのお話を聞いていて、「今までの人生があって、今のこの人があるのだ」ということを、すごく感じました。当たり前のことですが、初めて気づいた感じがします。上の言葉はその一例だと思います。

私は取材に行く前、岩井さんが応援団長と名乗り、人を応援し ていることがとても不思議でした。友人など身の周りの人以外の人でも応援したいと思い、その応援を実行しているのがとてもかっこいいと思いました。取材では、岩井さんがこの熱い心をどうして持つようになったかを知りたい、知れば私もその心に近づけるかも、と思ってました。そして、取材を通して私は「経験を通してでしか、心はうまれない」ということを感じました。岩井さんは、自分の夢が破れたから、夢を持つ人を応援したいと強く思えたのです。そんな経験を持たない私は、同じ心を持つことはできません。強い夢を持ったことがないので、夢の想いの強さも本当には理解していないし、それが破れた無念さも本当にはわかりません。そんな私がたとえ応援したとしても、岩井さんと同じことはできないし、たとえ同じことをして同じことを言っても、受けて側に伝わるのは全然違うだろうと思います。私の過去の21年間の「経験」からでしか私の心はつくられないし、経験にないそれ以上のものを求めても、本物は手に入らない。たぶんそういうことだと思います。

そして、もう1つ。その「経験」を無駄にせず、自分のものにして育てていくためには、「感受性」が必要だと思いました。たぶん、自分の思いや感情に気付くって、思っているより難しいと思います。感情に気づきすぎると辛かったり、振り回されたりするので、私は自分の感情を殺したり、無視したりしています。でもそうしたら、心は何も感じなくなって、優しくも強くもなれません。夢が破れたときも、「ま、現実ってこんなもんよ」って思ってたら、夢を持つ人を応援しようとは思えません。「夢が破れて悔しい!」って思うから、岩井さんみたいに、人を応援できる心を持つことができるんだと思います。

私はまだまだ経験も足りず、感情や考えも浅く、とても未熟で す。ですが、きっとこれからいろいろなことを経験して、いろんなことを感じたり、考えたりすると思います。その一つ一つに対して、自分の感情を無視せずじっくり考え、自分に取り込み、深い自分を作っていけたらと思います。

仕事なんて何やったって生きていける
同行学生記者: 塩島由依子(22歳:取材時)

仕事選びは慎重に、真剣に行うべきだけれども もっと大切なものは他にある と気づかせてくれた言葉です。 大切なものというのは人間関係であったり、自分の想いだったり・・・。

岩井さんのお話をきいていると、ビジネスという感じはなく、 人間関係の世界を生きている感じがしました。これは岩井さんが「したいか、する価値があるのか」だけで仕事を選ぶのではなく、「誰のために」ということまで考えて仕事を選んでいるからだと思います。

私も利益主義にはなれません。相手にとってプラスになって、そのことに自分が満足しないと仕事にやりがいは、見いだせないと思います。逆に、その自分のこだわりにあっている仕事ならば どんな仕事でもたいていやっていくことができる気がします。

私は、人に気持ちの届く仕事をしていきたいと考えています。 利益の前に、「誰かのために」という気持ちが大切にされるのは素敵なことです 。理想かもしれませんが、この理想は追っていきたいと思います。ですから、「日本は未だ利益主義だが、いずれ社会貢献が大事にされるはず」という岩井さんの言葉にとても勇気づけられました。常識にとらわれず、自分が正しいと素直に思える判断を大切にしていいのだと思うことができました。

人を助けよう、という考えでやっているのではない。俺は自分の筋、自分の生き方を通しているだけなんだ。
同行学生記者: 白雪(20歳:取材時)

「人を助けたい」っていうような言葉よりもずっと信じることができる言葉でした。岩井さんの生き方がみえる言葉だと思います。

私はアイセックというNPOの学生団体に入っています。海外インターンシップを運営している団体です。海外インターンという実務研修と異文化理解を通して未来のグローバルリーダーを育 てることが理念です。それを通して社会を変えていこう、というのがうちのNPOです。しかし、自分たちががんばって活動をしていることが本当に社会にインパクトを与えられているのかを実感することが難しいし、変えられたところで、それはやはり一部な のでは、と時々軽い失望をします。

しかし、岩井さんの生き方をみて気付く事がありました。 それは、団体でも個人でも、全世界を変えることはむずかしいけれど、自分(たち)の筋、役割、責任をまっとうすることで、人の役に立てるということ。「助けたい」という思いじゃなくてもいい。自分をまっとうすることでも人の助けになるんだ!と思いました。勿論そこには「真剣さ」がなくてはいけないと思います。でも、誰かを助けたいと思って助けるのではなくて、 「自分を通すこと」が結果的に人のためにもなってる、というのが自分にとってすごく新鮮でした。

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