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学生記者の感想

▼担当学生記者
宮田尚味(20歳:取材時)

▼取材日
2004/6/17(木)

▼取材時間
15:00~17:00

▼取材地
箔一@南青山店

▼取材の雰囲気
骨董通りを一歩入ると、箔を建材に生かしたシックでモダンな造りの箔一南青山店があり、そちらで取材をさせて頂きました。浅野さんはパワフルでさっぱりした語り口にユーモアを交えながら、2時間にわたる私たちのロングインタビューにも快く応じてくださいました。取材を通して、浅野さんのどんな事にも前向きに挑戦する経営者としての顔と、子どもを思う母親としての顔が感じられました。

自己責任で、自己選択して、自己決定して、自己投資する
担当学生記者: 宮田尚味(20歳:取材時)
今の、また今までの私に足りないものばかりだと思ったので、この言葉を選びました。浅野さんはこれを仕事の中でも、生き方の中でも実行されているそうです。お話の中に、「自己」や「自己責任」と言う言葉が何度も出てきて、自己というものを強く意識されている、そして自分に厳しい方なのだと感じました。私は今までの20年間の中で自己をあまり意識しないできたために、自分のが何が好きで、何が嫌いで、何を大切にして生きていきたいか、やりたいことは何か、わからないという状況にあるのだと思います。これからは自分をしっかりと見つめ、全ての事に対して「自己責任で、自己選択して自己決定して自己投資する」を実行していこうと思います。そして、その結果がどうであれ、自分に自信を持っていようと思います。

皆カッコよく見せようとしすぎ
同行学生記者: 伊東裕枝(21歳:取材時)

浅野さんの最初の印象は、「さすが金箔を作っている会社の社長さんだけあって負けずに輝いていらっしゃる」、ということでした。でもその美しさは浅野さんの内面を反映しているんだと後々話を伺っていくうちに分かりました。

私自身のことを振り返って考えてみても、体裁ばかりを気にしすぎて自分の本当の意味での成長とか想いをないがしろにしていました。日常でふと浅野さんのこの言葉を思い出すたびに、大事なのは体裁じゃない、今はカッコ悪くても一生懸命やればいいんだと思い直せるようになりました。中身が伴っていないと、いくら外側を取り繕ったって無理があります。取り繕わなくても、自然体がカッコよい大人になりたいと思いました。

情熱×時間=仕事の結果
同行学生記者: 三野知里(22歳:取材時)

負けず嫌いでさばさばしてる。そんな浅野さんは、まさに私の理想の女性でした。不法にまがい物を作る業者に「負けるのが悔しい」。途中であきらめるのも「悔しい」。どんなに落ち込んでいても、朝日をみると自然と「がんばろう」と思えてくる。常にアグレッシブな姿勢を持ち続ける浅野さんは、54歳とは思えないほどお若いかたでした。

時間を無駄にかけるだけではいけない。情熱をもつだけで努力をしないのもいけない。このふたつがあって初めて結果がついてくる、夢が実現する。浅野さんの情熱は伝統を守る信念を聞けば自然と伝わってき、休みなんて無いほどの働きぶり。だからこそ「箔一」ブランドが確立できたのでしょうね。

今の私はどうでしょう。「情熱あれこれ×散漫かつ漠然とした時間=結果が何もついてきてないぞ~」といった感じでしょうか。挙げてみると、就職活動もしなきゃ、卒論も考えなきゃ、資格試験も近い、でも大学生活あと一年だから思いっきり遊ばなきゃ、と、無計画に過ごして空回りしている気がします。「一日30時間あったら休んでもええなあ」とおっしゃるほど多忙な浅野さんは、その日にやるべきことをぶわーっと箇条書きにして、一つ一つ消化していくそうです。忙しい人は、生き方も理路整然としているものですね。こんな風に年を重ねられるといいなあ、と感じたナビさんでした。

すべて自分
同行学生記者: 白雪(21歳:取材時)

形容詞だけをつかって印象を伝えると、浅野さんはとてもパワフルな人でした。とても美しくて、明るくて、前向きで、男らしい人でした。そして、とても「強い」人です。浅野さんのパワーは何か「モノ」や「他人」や「趣味」といったものからきてるのではなく、『自分自身』から発生してるのだと思いました。自分で自分を元気にしてる、という印象を受けました。

浅野さんは強い自分をもっています。それが色んな言葉の中に現れています。「自己選択」「自己決定」「自己責任」「自己投資」すべての物事において、たとえそれがどんな結果にしろ、全て自分が決めてやってきたことだから、浅野さんは、けして他人のせいにはしない。常に自分がこれを選んでやった、という意識、そこから生まれる責任感。これが私が感じた浅野さんの「男らしさ」であり、かつものすごくかっこいいと思ったところでした。

人は色んな人と出会う中で成長していくものだと思います。現に今自分も、キャリナビという場を通して日々考え、感じています。しかし、やはり最後に自分を作るのは「自分」しかいないのではないかと思うのです。どんないいことも悪い事も、大事なのはそれ自分がどう捉えるか。自分で変えられない環境や状況があるのが現実だと思います。しかし、その中でたった一つ変えられるものは、「自分の捉え方」なのではないかと思いました。

今まで出会ったナビさんはみな輝いています。自信に満ちた顔をしています。色んな経験や苦労をされてきたから生まれた「ホンモノ」の自信だと思います。人にみせるための「自信」ではないです。内側からにじみ出るものです。内面は顔に出るんだなぁ、と改めて思いました。

自分を振り返って見て、自分に足りないものは「自己投資」だと思いました。あれこれやってみたいとか言葉で言いつつ、結構行動に移さずに終わってしまう事があるな、と思いました。なんでも興味のあることは一歩踏み出してみる。今の自分には「行動力」が必要だと思いました。ホンモノの自信は行為によって裏付けられなければいけない。動かなければ何も掴めない。「すべては自分」ホンモノの自信をもった人間になりたいと思います。

わたしがスタートや
同行学生記者: 但田洋平(24歳:取材時)

私が今回の取材の中で何よりお聞きしたかったのは、お仕事を始められた時のモチベーションの保ち方だ。今でこそ女性企業人は珍しくないが、石油危機の頃は少数派だったことが予想される。世間の風当たりも強かったであろう。悩みも多く抱えていらっしゃった筈だ。それに対するお答えが今回の私のオンリーワンワードだ。

どんな大きな会社もはじめは小さいはずだ。だったら、この箔一は自分がスタートの時点で頑張って、苦労して、大きくすればいい。私が自分の責任で、努力で、大きくすればいい。

産みの苦しみ。ゼロからのスタート。それを支えたものは「責任感」と自己責任。浅野さんが築いていらっしゃた道筋が、一本の繋がった線となり、うっすらと見えた気がした。

夢や目標は追いかける楽しさもあるが、批判やバッシングを受けるリスクも負う。それが前衛的なものならなおさらだ。ただ、そうしたリスクを「自己責任」の名のもとに経験されることが浅野さんのような「カッコイイ大人」であり続ける術なのだと思った。

浅野さんはすごく沢山の魅力的な言葉を用いて話される。百人が百様のキーワードを見つけられるだろう。その中で私の中に響いた言葉を省みるとき、自分自身も浅野さんの十分の一でいいから責任感を持ち、自分の責任のもとに目標に向かっていけるようになりたいと思う。それが出来たら、仮に悪い方に結果が転んでもそれは納得できる人生になると思うから。

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