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学生記者の感想

▼担当学生記者
岡佐與子(21歳:取材時)

▼取材日
2004/9/28(火)

▼取材時間
10:00~12:00

▼取材地
TBS放送センター内@赤坂

▼取材の雰囲気
普段なら入ることのできない、テレビ局内の一室を貸して頂いての取材でした。静かな場所で、緊張したわりには、落ち着いてお話を伺うことが出来たと思います。 秋沢さんはにこやかに登場され、取材中も終始笑顔でお話して下さり、私達の質問に丁寧かつ気さくに答えて下さいました。 とても楽しく和やかな、充実した2時間でした。

情報は自分で確かめて、吟味して、取捨選択をして参考にしてほしい。
担当学生記者: 岡佐與子(21歳:取材時)

情報を発信する側の秋沢さんが仰ったからこそ、説得力が増す言葉だと思いました。情報を自分なりに解釈していらっしゃることは、秋沢さんがニュースを読む姿が印象的なことと繋がっている気がします。

私は他人と同じことをやっていないとすぐに不安になるし、ミーハーなので話題になっている物事には首をつっこみがちです。でもそこに自分の意思や解釈、判断や問題意識、自分なりの位置づけがないことが多いのに気づきました。だから後になってみて、無駄なことが多かったり、不満だったり消化不良だったり、ストレスが溜まることがあるのだと思います。

自分で多面的かつ全体的な視点を持って情報を確かめ、そこで発見した物事や課題認識を自分なりに受け止めることを心がけたいです。そうすることによって、自分が納得していけるのでしょう。それはきっと、人生を楽しむことにも通じることだと思いました。

今の人生を最大限楽しみたい
同行学生記者: 駒形悠(21歳:取材時)

今回の取材で一番印象的だったのは、秋沢さんの目と言葉から溢れ出るオーラです。圧倒されるものがありました。取材メンバー全員のパワーを持ち合わせてもかなわないです。この、自信はどこから来るのか考えてみました。それは、自分の置かれている、社会的立場や自分自身のことをよく理解しているとこからくるのだと思います。自分を理解していて、コントロールできるからこそ不規則な生活の中でも、ONとOFFの使い分けができるのだと思いました。

また、私は、秋沢さんが放送業界を志望した理由にすごく通じるものを感じました。多くのひとに関われて、情報の側にいたい。生の情報にふれていたい。このことは、私自身よく感じていることです。今回の新潟の中越地震を見てもそうです。情報は大切です。

秋沢さんは、世界一のアナウンサーではなく世の中に役に立つ人間になりたいとおっしゃっていました。しかも、言葉通りボランティア活動をしている。仕事をきちんとこなす一方でボランティア活動も積極的に行うなんてなかなかやろうと思ってもできることじゃないと思います。あと、自分自身を恥じたのですが、最近の女性アナウンサーのイメージはテレビだけで見ているだけだとタレントと同じような感覚をもっていたのですが、実際お話を聞いてみると、そうではなく物事を多面的に深く洞察していることに気づきました。イメージを勝手に持つのはよくないですね。

私も秋沢さんのように輝けるかっこいい大人になりたいと思いました。

失敗あっての成功
同行学生記者: 山崎知子(21歳:取材時)

失敗はありますか?みたいな質問をした時に返ってきた言葉です。やっぱり人間はミスしてしかられたりするのが嫌で無理してしまったり、失敗しまいと力んでしまうところってあると思います。

「失敗したら今度は二度とやるまい、と思うの」ともおっしゃっていましたが、確かにそうだな、と思いました。私は今、バイトを変えたばかりで研修中です。色々ミスもします。社員さんに怒られたこともあります。その時「誰かが言わないときづかないだろ。だから怒ったんだ」といわれました。

バイト先の社員さんはそういうのにすごくプロ意識を持っているし、それにバイトは甘んじてはいけないし、その人にしかられて以来、同じ失敗はするまい、と思って動くようにしているし、ちゃんと失敗を理解して活かしていることをわかって欲しいから 、ますます仕事も頑張れるようになってきました。

そういう意味で失敗も悪いものじゃないな、と秋沢さんの話を聞きながらバイトのことを思い浮かべていました。

生活自体がアナウンサーになっている、仕事に人生を見出してはいない
同行学生記者: 原弘篤(21歳:取材時)

オンリーワンワードなので、一つに絞ろうと思ったのですが、この二つの言葉の一セットがすごいと思ったので選びきれませんでした。

秋沢さんはプライヴェートの時間でも常に仕事のことを意識して、アンテナを張っているそうです。しかもそれが秋沢さんにとっては自然なのだとか。仕事と私生活の境界がないということは、プロ意識が強いことの表れなのでしょう。

だから、後の言葉を聞いたときは少し意外でした。そして、秋沢さんは自分の中で上手に仕事を位置づけているのだろうと思い ました。秋沢さんは、仕事をしたいというより、多くの人と関わっていたい、多くの情報に接していたいという思いのほうが強いのでしょう。仮にアナウンサーという職業を離れたとしても、好奇心を抱き続け、活躍される方なのだろうと僕は想像しています。

また、思いと仕事の割り切りが上手であると同時に、自分の思いに対するバランス感覚も優れているのかな、と思いました。

今回の取材の中で、秋沢さんは二つの思いを示してくれました。多くの情報に接していたいという思いと、人の役に立ちたいという思いです。そして前者についてはアナウンサーという仕事の分野、後者についてはスリランカへの国際ボランティア活動やリフレクソロジーという趣味の分野で見事に達成されています。

将来の進路を決めるに当たって、いくつかの思いがあった場合、僕だったらできるだけそのすべてを満たすような道を探すと思います。だから、思いを一まとめにしようとはせず、上手に両立させている秋沢さんの生き方は、僕にとって新鮮でした。

「生活自体が仕事」でも「仕事に人生を見出してはいない」という言葉は、仕事と思いの割り切りが上手で、仕事以外にも自分の思いを達成できるフィールドを持っている秋沢さんならではの言葉なのでしょう。

情報を選び、判断する。そのために勉強する。
同行学生記者: 西村玲有(22歳:取材時)

秋沢さんは情報を発信する側の人間として、テレビの情報全てが正しいとは限らないとおっしゃっていました。情報が溢れている中で、何が正しくて何が間違っているのか、何が必要で何が不必要なのか・・・。それは自分で選び判断するしかないのです。自分以外に信頼できるものは何もないからです。でも、自分が何も知らないと、何を選んでいいか、どう判断していいか、わかりません。自分に自信がないと、出した判断が正しいかどうかわからず、テレビなどの大きなものに負けてしまいます。その判断材料を集め、自分の中であるはっきりした指針を見つけることを、秋沢さんは「勉強」と表現していたのだと思います。

秋沢さんはこの話を、テレビがもたらす情報において述べてい ましたが、もっと広い意味にも当てはまるなぁと思って聞いていました。私は今、私を取り囲んでいるものや、私を動かしているものをもっと把握する必要があると感じています。自分が今どんな状況にいて、何が欲しくて何がいらないのか、何が必要で何が不必要なのか、これらをもっとはっきりと捉えないと、前に進めません。このようなときには、秋沢さんの言うように、「勉強」が必要なのだと感じます。

まずは、自分の周りを取り囲んでいるものを、将来必要なもの も必要でないものも、とりあえずできるだけ全てを理解したいと思います。それと並行して、周りのものを理解することで、自分が求めるものを突き詰めていけると思います。そして、究極には「いるものはいる、いらないものはいらない」と判断し、自分を正しい位置に置き、意味ある方向へと導いていけたらと思います。

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