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活動のはじまり

なんでこんな大事なシステム、今まで日本に無いんだろう?
国も作らない、企業も作らない。なんでだろう?
だったら自分達で作っちゃおうよ!!


99年4月。 秋葉原のとある一室に集まった大学生5名が 自分の将来について真剣に考えていました。

「日本にはどんな生き方・働き方があるんだろう?」
「将来を選択しろと言われても、学校の中に居るだけでは、 社会にはどんなものがあるのかがよく分からない。」
「メディアを見ただけじゃ、なんとなく他人事・・・。 直接、カッコいいと思えるような大人と出会える機会はないだろうか?」
「そもそも夢をもって生きている大人は、どれくらい日本に居るんだろうか?」

そんなことを考えているとき、1冊の本を発起人が持ってきました。『オンリーワン—ひとりひとりが地球上で唯一の個性』(レゾナンス出版:著者:マキノ正幸/島田晴雄)この本の最後に、”夢の実験 キャリアナビゲーションシステム”とありました。「人生の目的、興味にしたがって、何をすべきか、何をチャレンジすべきか、その地図を提供する。目標を決めたら、それは通らねばならない自分で選んだ道だ、他人に強制された道ではない。楽しんで喜んでやれて、それをガイドする、そんな情報システムができないだろうか。」

なんでこんな大事なシステム、今まで日本に無いんだろう? 国も作らない、企業も作らない。なんでだろう? だったら自分達で作っちゃおうよ。とっても大事なことなのだから。なにより面白そうじゃないか。これ、作ろう。 集まった学生達は早速、高校生に向けた夢を持った大人の生き方を紹介しようと、大人の発掘から始まった。もちろん、自分達のためでもある。取材の仕方なんか全然知らない。とにかくできることからやってみよう。自分達のためが、人のためにもなること。

あれから8年。 キャリナビの考え方の基本、「必要だと思った人が、自ら作り出す」ことは何ら変わっていません。私達は自分達のために、かつ、一人でも多くの青少年達のために、この活動を続けてきました。だから、みんなで参加費を払って少しづつ必要なものを集めてきました。そして気がつくと、キャリナビに関わった学生達の数は270名を超えました。ご支援いただいている方々の数は数え切れません。Webサイトも何度もリニューアルを繰り返し、こんなに大きなサイトに成長しました。

ここにあるのは、たくさんの支援者の方々とのネットワークと、若者達が主体的・自発的に動く環境です。

この、必要だと思う若者達が、自ら動いて作り上げる新しい活動の場、キャリナビのプログラムを、私達はオンリーワントレーニングと呼んでいます。夢を持った大人を発掘し、直接会いに行き、自分の方向性を真剣に考えることができるこのトレーニングプログラムに参加できるのは、6ヶ月間だけ。いつまでもずるずるとここに居ることはできません。自分の方向性をある程度決断し、次なる一歩を踏み出す。そのための”踏み台”は、必要な自分達が参加費を払って作る。活動に足りない分は、活動趣旨に賛同してくださる方から会費をもらい、その他できること(事業)を行って体制を整える。

平成版、若者達のムーブメント。まだまだ続きます。

 
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