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カード決済会社への売掛金で利用

通販によるカード決済のイメージ

創業2年目のEC事業を手掛けるベンチャーの事例です。
ファクタリング利用に至った経緯から説明しましょう。

インターネット通販業のビジネススキームは少々特殊かもしれません。

まず、初回無料や500円などタダ同然で商品を購入させます。
ここで定期購入という形をとり、毎月自動的に発送されることになるのです。
健康食品やサプリメントの場合3,000円〜5,000円/月程度の商品が主流で、長期的にみれば月次の収益も安定し、原価も低いためオイシイビジネスと言えますが、参入したての中小ベンチャー企業にとっては資金繰りがネックになります。

商品を売るためには、開発コスト・発送コストが掛かるのはもちろんネットや雑誌への広告宣伝費も安くありません。
さらに顧客の決済はクレジットカードが基本となるため、売り手への入金は決済後1-2ヶ月のタイムラグがあります。

そこに初回キャンペーンが輪をかけて、キャッシュフローを1ヶ月遅延している状態です。
この仕組みから新規の顧客が商品購入してから初めて入金されるのは3-4ヶ月後となるのです。

商品コンセプトや初期の広告投資が功を奏して、月1,000個ペースの出荷を行っていましたがSNSによる拡散などでじわじわと人気が出てきたことを肌で感じていました。
そこで、3ヶ月目からは広告予算を3倍ほどに引き上げ、新聞広告・アフィリエイト広告とその幅を一気に拡大しました。
売上は順調に軌道に乗ってきたのですが、入金までのサイクルが長すぎて手持ちの資金が底を尽きそうになっていました…

もちろん銀行や国金にも相談は持ちかけましたが、社歴が若いことと融資まで時間を要することから現実的に厳しいことがわかり、辿り着いたのがファクタリングという選択でした。

クレジットカード決済代行会社にプールされている売上は性質上"売掛金"とみなすことができ、ファクタリングを利用することができました。
これにより最大2ヶ月の入金前倒しが可能になり、早速500万円をファクタリングしました。

決済代行会社への直談判の結果、債権譲渡による3社間ファクタリング実施の承認を得られたので手数料も4%で実施することができました。
500万円で利用したので金額にして20万円。
この前倒しにより、新聞2社・雑誌5社・アフィリエイト出稿と充分な広告戦略を打つことができ、新規購入者は前月比で+60%の大成功を収めました!

翌月からは初月のユーザーが2ヶ月目以降に突入し"刈り取り時期"に入り、徐々に収支を安定させることができています。

様々な利用事例を見てきましたが今回のケースは非常にセンスの良い、使い所を理解している方だと思いました。
広告という先行投資を行えば、将来的に何倍にもなり返ってくる!という先見の明があったのでしょう。
そして決済代行会社との交渉を成功させたことで、3社間ファクタリングを成立させ一桁台の手数料に抑えたのも堅実な経営スタイルと言えますね。

同じくクレジットカード決済が主流な場合、決済代行会社を相手にファクタリングを実行することができるので、いざという時の切り札と覚えておくと良いでしょう。
中には割高な手数料を支払えば前倒し支払いを積極的に行っている決済代行会社もあるので、支払い手数料とファクタリング手数料をコスト比較してもよいですね。

余談ですが、銀行がダメだからと言ってキャッシングや法人カードローンに手を出すのは冷静な検討が必要と言えます。
金利が高いだけでなく、消費者金融の利用履歴は銀行審査でマイナスに働くケースがあります。近い将来大きな投資が必要になった場合に足枷となるような履歴は残さないのがベストです。

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