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ファクタリングで資金ショートを回避

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財務改善には資金調達が必須、でも金融機関の融資は絶望的これ以上借金を増やせない審査を待っている時間がない…といった状況に立たされている経営者様も多いのではないでしょうか。

近年中小企業の間で広まっている『ファクタリング』であれば、これらの問題点をクリアできるかもしれません。

当サイトでは、資金調達がマッチするシーンや方法をはじめ、中小企業でファクタリングが人気の理由、各ファクタリングサービスの概要について漫画を用いて解説いたします。

資金調達がマッチするシーンとその方法

売上が低迷しキャッシュが回らない・赤字のため従業員へ給与や固定費が払えないなど、資金調達の理由は企業によって異なります。
しかしながら、目先の運転資金を調達できたとしても、売上アップの計画や施策がなければその先に待つのは「倒産」の二文字です。

「新規の注文を受けているが業務を完遂するためにまとまった資金が必要」「仕入売上を立てるために」というシーンであれば資金調達は有効な経営判断と言えます。

なぜならば、資金調達によって得たお金が更なるお金を生み出してくれるためです。
そのため、その場しのぎでの資金調達を避け「調達した金銭を何に使うのか」について、必ず計画を立てるようにしてください。

資金調達の方法としては銀行融資が最も身近かつメジャーと言えますが、冒頭でもお伝えした通り、近年中小企業の間では「ファクタリングによる資金繰り」が流行しています。
銀行融資の人気が下がり、ファクタリングの人気が上がっている理由として、以下が考えられます。

銀行融資が中小企業から不評な理由

雨の中を歩く人

低金利かつ長期間で利用できる、まとまった金額を得られる等、銀行融資は非常に優れた資金調達方法です。
一方で、銀行融資には「審査が厳しい」「決済までに時間が掛かる」という大きな弱点があります。

なぜならば、銀行融資は長期に亘って高額なお金を貸す(10年以上・1,000万円以上など)という金融取引であり、借入期間中に倒産や債務不履行が起こり得ないかをしっかりと精査せねばならないためです。
したがって、直近の決算が赤字・何らかの滞納がある等の場合はまず審査には通りません。

さらに、銀行の一部では「貸しはがし」を実行するケースがあります。
バブル期と呼ばれた時代、一部の銀行では好景気時には湯水のように金銭を貸し付けておきながら、バブルがはじけた途端に一気に回収を図るという暴挙に出ました。

もちろん貸したものを返すのは当たり前の話ですが、「社長、是非当行でお願いします!」と都合よく貸し付けておきながら、本当に金銭が必要な場面では門前払い…
悲しいことに表向きには「地域に貢献」「二人三脚」と謳いながら、行員の頭の中では自行の保全しか考えていないのが現実です。

銀行融資を利用できているからといって必ずしも安心という訳では無く、利用には一定のリスクがあること早急に資金調達を実施したいシーンではマッチしないという点を忘れてはなりません。

少額・スピード重視ならファクタリング

ファクタリングとは、簡単に言うと「売掛金の前払いサービス」です。
売上債権買取(債権譲渡)とも呼ばれ、入金予定の債権をファクタリング会社に売却することで、早期の現金化を図ることができます。

ファクタリングの仕組み図

まず、ファクタリングは借り入れではなく資産(債権)の売却に当たります。
そのため、融資では企業の財務状況や経営状況を細かくチェックされるのに対し、ファクタリングでは債権の価値や実体調査がメインとなります。

つまり、銀行や消費者金融で融資を受けるのに比べて、ファクタリングの利用審査は比較的緩やかであると言え、時間も掛かりません。
具体的には、入金サイクルの長い建設業が工事代金の一部を現金化する、燃料油脂費が変動しやすい運送業ではコスト調整のために利用するなど、様々な企業でファクタリングは利用されています。

元ファクタリング会社役員イメージ

ファクタリングサービスは貸金業に該当しないため、民間会社が多数参入しています。
「より早く」「より安く」の市場競争原理が働いているためか、手数料・スピードなど、サービスの質が年々向上している印象です。
また、最近ではオンラインファクタリングや少額債権専門など、新たなファクタリングサービスも誕生しています。

ファクタリングはノンリコースだから安心

握手を交わすビジネスパーソン

ファクタリングに似た金融取引として「手形割引(手形の売買)」が挙げられます。
手形は簡単に言うと売掛金を証券化したものですので、手形割引はファクタリングとほぼ同じスキームです。

ただし、手形の取引は手形法に於いて厳しく規制されており、特に「裏書人に買戻義務がある」という点でファクタリングとは大きく異なります。(手形の裏書人とは手形を譲渡した人(旧債権者)のこと、買戻義務とは債務者に債務不履行があった場合に旧債権者が連帯して責任を負う義務のことです。)

つまり、手形が万が一不渡りになってしまった場合、売却した後であっても旧債権者は責任を負わねばなりません。
一方で、ファクタリングにはこのような義務がそもそも無く、取引後に仮に債務者(取引先)が倒産した又は債務不履行があったとしても責任を負う心配がありません。

上記の他、手形割引とファクタリングには以下のような違いがあります。

取引先に周知されない

手形割引の場合、裏に旧債権者の住所又は所在地・氏名等を記名した上で新債権者へと受け渡します(手形の裏書)ので、取引先には債権が譲渡されたことが必然的に周知されます。
また、一般的な債権譲渡の場合は譲渡したことを債務者に通知(又は承諾を得る)しなければなりませんので、こちらも事実上周知しまうことになります。

詳しくは後述いたしますが、ファクタリングは債務者に知られずに進められることができます(2社間方式の場合)ので、取引先に周知されずに進めたいシーンで特にマッチします。

手形割引には貸金業登録が必要

手形割引を業として行うには銀行法に基づく認可や貸金業登録が必要ですが、ファクタリングにはそもそも許認可という制度そのものがありません。
「誰でも簡単にファクタリング業をはじめられる」ということですので、穿った見方をすれば悪徳業者が増えている要因・ポジティブに捉えれば競争原理によるサービス向上の要因となり得ると考えます。

元アドバイザーイメージ画像

手形割引とファクタリングには大きな違いが見られますので、状況を考えて上手に使い分けましょう。
また、ファクタリングサービスは誰でも簡単に参入できる業界のため、利用するファクタリング会社はしっかりと比較・選定する必要があります。

お奨め優良ファクタリング会社

当サイトによる独自にリサーチ・利用者から寄せられた評判・口コミ情報・取材の実施などの結果から、自信を持ってお奨めできる優良会社をピックアップしました。

初めてファクタリングを活用する方・複数回利用されたことがある方にもおすすめのラインナップですので、是非ご参考ください。

※表は⇒方向にスライドできます。
会社名
営業時間
手数料
対応
スピード
特徴
24時間
2社間:3~30%
即日
3営業日
24時間365日対応
最短即日の圧倒的スピード
平日
10:00~19:00
2社間:10~30%
3社間:5~10%
即日
3営業日
50万円以下の少額買取対応
面談後買取率90%超
9:30~19:00
2社間:2~20%
即日
営業日
審査通過率93%
2%~の良心手数料
仙台・名古屋営業所を開設
平日
10:00~19:00
2社間:5%~
即日
営業日
受注後即資金化可能
最短翌日のスピード入金
平日
9:30~19:00
2社間:10~20%
3社間:2~10%
即日
3営業日
最短30分の高速入金
運営歴10年以上
平日
10:00~17:00
2社間:1~9.5%
3社間:1~8%
即日
最低限の書類のみで利用OK
最短30分での振込
平日
9:30~19:00
2社間:1%~
即日
最短2時間のスピード入金
1%~の良心手数料
平日
9:00~19:00
2社間:3%~
3社間:3%~
即日
営業日
審査通過率96%
最短4時間のスピード入金
平日
9:00~19:00
2社間:5%~
3社間:3%~
即日
最短4時間で入金
30万円から利用可
平日
9:00~18:00
2社間:5~20%
即日
3営業日
小口買取特化で気軽に相談可
最短2時間の瞬速現金化
会社名
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最短翌日のスピード入金
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目的別で選ぶファクタリング会社

手数料が安く、速くて実績豊富な会社が良い。
さらに、スタッフ対応も丁寧なら尚さら…
昨今ではファクタリング会社が急増しており、それぞれの業者で「特徴」「セールスポイント」が異なります。

したがって、とにかくスピード重視個人事業主対応の業者信頼性を重要視したいといったように“こだわりポイント”を予め決めておきましょう。
以下5つの項目別に目的に特化したファクタリング会社をピックアップしましたので、目的別で選びたい方はこちらをご参考ください。

地域密着型で選ぶエリア別ファクタリング会社特集

ファクタリング会社の多くは東京23区に集中しており、他地域利用者との契約は電話やメール・郵送等での対応となります。
もちろん非対面であってもサービス内容は変わりませんが「はじめて利用するためしっかりと相談した上で決めたい」「末永く付き合えるファクタリング会社を探している」であればエリアで選ぶというのも一つの選択肢です。

事務所から近いファクタリング会社であれば、ちょっとした利用の際は直接足を運べますし、気軽に相談することもできます。

以下のページでは、全国のファクタリング会社の所在地・支店を調査しエリア別にまとめていますので、是非ともご参考ください。

方式の違いと流れについて

ファクタリングには大きく分けて「2社間方式」「3社間方式」があります。
両者にはどのような違いがあるのか、取引を進める前に予め確認しておきましょう。

2社間ファクタリング

2社間方式は、文字通りファクタリング利用者とファクタリング会社の2社(又は2者)のみで執り行われる取引方法です。

2社間ファクタリングの仕組み図

欧米諸国では当たり前の「債権譲渡」ですが、日本では手形取引が一般的であり、単純な譲渡や売却はあまり見られません。
そのため、もしも知らない会社から「債権が譲渡されたので、こちらに支払ってください」との連絡が来たら、多くの会社は驚かれるのではないでしょうか。
信頼関係がしっかりと築けていれば問題ありませんが、立場が弱い(売掛先が元請企業・親会社など)、付き合いがまだ浅い場合など、債権譲渡によって関係が悪化してしまう恐れは十分に考えられます。

そんなときは2社間ファクタリングがオススメです。
後述する3社間方式とは異なり、債務者への通知や承諾が必要ありませんので、スピーディーかつ債権譲渡を知られずに取引を進めることが可能です。

一方で、売掛金はファクタリング会社ではなく利用企業に入金されるため、誤って使ってしまう・税金滞納があった場合は差押さえの可能性がある・利用企業の倒産などで回収できなくなる恐れがあります。
つまりファクタリング会社にとってはリスクの高い取引になり、ファクタリング手数料は3社間方式に比べて高く設定されています。

3社間ファクタリング

3社間方式は、ファクタリング利用者・ファクタリング会社・売掛先(利用者の取引先)の3社(3者)で行う取引です。
ファクタリング利用者はファクタリング会社に債権を譲り渡した上で、売掛先に対して通知(又は債権譲渡に対する承諾)をしなければなりません。
通知又は承諾をしないと、売掛先は誰に売掛金を支払えば良いのかが分からなくなってしまうためです。

3社間ファクタリングの仕組図

両者のメリット・デメリットを比較

2社間ファクタリングのメリットはやはり「通知・承諾が不要」という点でしょう。
「財務状況が悪いのか」「このまま取引を続けても大丈夫なのか」など、反復継続した取引関係であれば契約の打ち切りや関係悪化の可能性は十分に考えられます。

また、通知や承諾が不要のため、申込から振り込みまでが非常にスピーディーという点も大きなメリットです。
一方で、2社間ファクタリングには「手数料が高い」「原則として債権譲渡登記が必要」といったデメリットがありますので、コスト面だけを考えるのであれば3社間方式の方がマッチすると言えます。

上記でも軽く触れましたが、3社間ファクタリングのメリットは「コストパフォーマンスの良さ」に他なりません。 売掛先(未収先)が国や地方公共団体や大企業であれば手数料が1~3%にまで下がることもある上、債権譲渡登記も不要のためです。 ただし、通知や承諾にどうしても日数が掛かってしまうため、スピード面では2社間ファクタリングに軍配が上がります。

2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
メリット 取引先に知られない 手数料が低い
デメリット 手数料が高い 振込まで時間が掛かる
元ファクタリング会社役員イメージ

スピード重視なら2社間ファクタリング
手数料重視なら3社間ファクタリング
をおすすめします。
また、3社間ファクタリングの場合は前述した通り通知や承諾が必要となりますので、今後の取引関係に及ぼす影響も加味した上でご検討ください。

利用時の流れ

次は、ファクタリング利用時の流れを確認してまいりましょう。
前述した通り2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは必要な手続きが異なりますので、事前相談から入金までのフローチャートは以下の通り違いが見られます。

ファクタリングのフローチャート

大きな違いはやはり「通知又は承諾」の有無ではないでしょうか。
ファクタリング会社の多くは、民間会社に対する売掛金の場合は「承諾書+印鑑証明書」、国や地方公共団体に対する売掛金の場合は「通知」で対応するケースが多いようです。

なお、2社間ファクタリングの場合は債権譲渡登記が原則必要となりますが、金額や状況によっては同手続きを省略してくれるファクタリング会社もあります。

どのような手続きを経るのか、事前相談でしっかりと確認するようにしてください。

元アドバイザーイメージ画像

2社間方式は3社間方式に比べて手続きが少なく、理論上は即日振込も可能です。
しかし、焦りはミスマッチを生む原因ともなり得ます。
“急がば回れ”のことわざの通り、状況にフィットするファクタリングサービスをしっかりと選定するようにしてください。

ファクタリングの必要書類

一刻を争う状況であれば、事前に必要書類を準備しておきましょう。
ファクタリング会社によって異なりますが、原則として「債権の金額や存在を証明する書類」「売掛先との取引履歴が分かるもの」「財務状況が分かる書類」を提出します。

必要書類の例
債権の金額や存在を
証明する書類
・請求書
・売買契約書や業務委託契約書
売掛先との取引履歴が
分かるもの
・反復継続した入金がある通帳
・取引基本契約書
・注文書や発注書
財務状況が分かる書類 ・法人税確定申告書(法人の場合)
・所得税確定申告書(個人の場合)
その他必要に応じて
提出が必要なもの
・代表者の身分証明書
・利用企業の履歴事項全部証明書
・利用企業の印鑑証明書
・取引先の印鑑証明書

こちらはあくまでも一例であり、ファクタリング会社によって求められる書類は大きく異なります。
例えば、簡易審査の段階では「通帳」「請求書」「身分証」だけでOKというファクタリング会社も多いため、相見積もりをするのであればエビデンス書類が少ない企業を3社ほどピックアップしてみるという手もあります。

違法ファクタリング会社に要注意

違法業者に関する注意喚起01
違法業者に関する注意喚起02
違法業者に関する注意喚起03
違法業者に関する注意喚起04

まとまったキャッシュをスピーディーに用立てることができるファクタリングですが、「銀行融資が受けられない」「1分1秒を争っている」など、利用企業の多くは何らかの弱みを抱えています。

そのため、立場の弱さに付け込み自社に有利な契約を締結する「悪徳ファクタリング会社」や、ファクタリングを騙った闇金などの「違法業者」が後を絶ちません。
ファクタリングに纏わる代表的な詐欺手口を以下の通りご紹介いたしますので、少しでも「怪しいな」と感じたら契約を中止するようにしてください。

手口1.送金直前の条件変更

当初は割安な手数料を提示し話を進めていきますが、契約段階に入ったところで「書類不備が見つかった」「印鑑証明の期日が切れていた」などを理由に振り込みを中止します。
その後、頃合いをみて「審査に見落としがあった、手数料を積み増しすれば買取できる」と理不尽な要求をする手口です。

他社と再契約する時間的猶予が残されていないため、相場よりも著しく高い手数料と知りつつも支払わざるを得ない状況へと追い込まれてしまいます。

手口2.連帯責任を負わせる

ファクタリングは売掛金(債権)を売却し、早期の現金化を図る金融取引です。
つまり、ファクタリングは借入ではなく売買契約に当たり、不動産(物的担保)や保証人(人的担保)などを求めることは原則できません。

また、ファクタリングは民法が根拠となりますので、手形法に基づいて取引される手形取引とは異なり、万が一売掛先に未払い・倒産等があったとしても保証する義務はありません。
それにも拘わらず、一部の悪徳ファクタリング会社では担保を求める、売掛先の債務不履行時に連帯責任を負わせる旨の規定を設けています。

さらに、回収が困難になった際は契約書を巻き直す(売買契約から金銭消費貸借契約に変更)といった手口も確認されています。
「担保」「保証人」「金銭消費貸借契約書」といったキーワードが出てきた場合は悪徳業者の可能性が高いと考えてください。

手口3.ジャンプを提案される

2社間ファクタリングの場合、売掛金はファクタリング利用企業に支払われます。
そのため、受け取った売掛金はそのままファクタリング会社に引き渡す形となるのですが、稀に引渡しを先延ばしする「ジャンプ」を提案される場合があります。
もちろん無償ではなく、見返りとしてファクタリング会社にはその分の手数料を支払わなければなりません。

手数料と称した違法金利に他なりませんが、キャッシュが不足している企業はこの提案を飲まざるを得ず、違法業者と知りつつも手数料を支払ってしまうというケースがあります。
一度でも支払ってしまうと要求が過激になっていく恐れも否定できませんので、このような提案には絶対に乗らないようにしましょう。

当サイトの評価基準について

ファクタリング会社を比較する場合、多くの方は「手数料」「スピード」「信頼性」を重要視するのではないでしょうか。
もちろん手数料は安いに越したことはありませんが、必要以上に審査が厳しい・悪徳業者の恐れがある等であっては本末転倒です。
したがって「契約・振込スピードが早く、信用度の高い会社、手数料が妥当なレベルであるかどうか。」は最低ラインであると言えます。

当サイトでは、手数料・スピード・信頼性に加え「審査が柔軟かどうか」「スタッフの対応」の合計5項目で全国のファクタリング会社を評価しました。

ファクタリング会社評価グラフ

「手数料で選びたい」「一刻を争うためスピードを重視したい」「赤字状態なので柔軟性で選びたい」など、企業の状況に合わせて直感的にサービスを選択することが可能ですので是非ご活用ください。

口コミ機能で客観的な評価を確認

口コミ投稿機能

さらに、当サイトで紹介する各ファクタリング会社の評価は、実際に当該サービスを利用された(又は比較検討した)方からの投稿を基にしております。 併せて投稿された口コミもご紹介しておりますので、客観的な評価でサービスを検討していただけるのではないでしょうか。

もちろん、同一IPからの複数投稿を防止する・明らかな誹謗中傷は削除する等、自作自演対策も講じておりますのでご安心ください。

実際にファクタリング会社を取材

ファクタリング会社取材のイメージ

当サイトでは、公式ホームページの情報をそのまま記載する・寄せられた投稿だけを鵜呑みにする訳ではなく、実際にファクタリング会社を取材し、サービス内容が公開されている内容通りか・実体があるのか等を調査しています。 また、実際の取引内容や手数料の選定基準、必要書類や振込までの流れ、取引NG事項まで包み隠さず公開しています。

他の比較サイト・ポータルサイトに比べて客観的に精査することが可能ですので、気になるファクタリング会社がございましたら詳細ページの方も是非ご覧ください。

元ファクタリング会社役員イメージ

当サイトに掲載中のファクタリング会社は厳格な審査基準をクリアした優良企業のみです。
ただし、優良企業の中でも評価は大きく分かれますし、評価の高い業者が必ずしもマッチするとは限りません。
自社の状況や求めるサービスに照らし合わせた上で、ベストマッチするファクタリング会社を選定してみてください。

ファクタリング成功事例

建設業を営む男性

慢性的な不景気で売上は減少の一途を辿っていましたが、東京オリンピック開催が決定してからは徐々に受注が増え、長期的な工事案件の話もいただけるようになりました。
しかしながら、建築工事は「請負契約」であるため、工事代金は完成後にまとまって受領するのが原則です。
今までカツカツの状態で運営していたため、人材・建材・車両・備品等に回す資金がどうしても工面できず…新たな受注を断ろうとしていたところ、同業者からファクタリングを提案されました。
早速無料相談にて見積りを依頼したところ、今までの工事代金を300万円ほどで買い取ってもらえるとのことで大変驚きました。
無事新しい案件も受けることができ、ファクタリング会社に支払う手数料はもちろん、今までのマイナスも回収できそうです。

並ぶ運送用トラック

弊社では大手運送企業の下請けを担っており、安定してお仕事を頂けてはいるものの、単価は年々下がりつつ業務量は増える…という難しい経営状況が続いていました。
しかし、価格競争が終わり他の下請業者が減ってくれば単価の見直しや更なる仕事の増加なども十分に考えられると考え、この状況をなんとしても耐え抜くことに。
ただ、このままではとても作業が追い付かないため、繁忙期に差し掛かったタイミングで増員・増車を検討せざるを得ませんでした。
お世辞にも財務状況が良いとは言えないため、銀行融資やビジネスローンは期待できない…そんなときにファクタリングサービスを知りました。
「毎月翌々月末支払い」という支払いサイクルだったためか、信頼性が高い売掛金と評価してくださり、見積額は思っていたよりもはるかに高い金額。
思い切って利用してみたところ翌日には入金されさらにビックリ!
もちろん元請企業に知られることもなく、無事に増員・増車をすることができました。
余談ですが、その後他の下請業者の仕事も弊社に回してくださることとなり、手数料を差し引いてもお釣りがくるほどの利益が得られました。

ノートパソコンとスマートフォン

私は、ホームページの制作や保守・点検、メディアサイトのデザイン・構成をメインに活動する個人事業主です。
イラストや動画の作成、高度なコーディングは外注しているため、案件によっては一部「手出し」が必要でした。
この度、高額な案件を受注できたのですが「完成すればまとまった報酬を得られるものの、外注費として50万円ほどの支出が必要」という状況に…
銀行融資も考えたのですが、過去に個人事業主というだけで利用を断られたこともあり、できれば銀行は利用したくはない…というのが本音でした。
インターネットで何となく「資金調達」と検索してみたところ、ファクタリングという資金繰り方法があることを知りました。
個人事業主に強いファクタリング会社に相談してみたところ、3万円ほどの手数料は掛かるものの、審査はまず問題無く通るであろうこと・即日振込も可能との回答。
せっかくなので利用してみたところ、本当にその日の内に振り込まれ大変驚きました。
その後、クライアントから振り込まれた報酬をそのままファクタリング会社に引渡して取引は完了です。
資金調達方法の選択肢が少ない個人事業主にとって、大変ありがたいサービスだと感じました。

年々人気が高まるファクタリング

ファクタリングは古くより存在する金融取引ですが、債権を利用した資金調達方法としてはやはり手形が主流でした。
しかしながら、手形取引には一定のリスクがあること・証券の授受が必要で利便性に難があることなどから、取引高は徐々に減少しています。
手形が衰退する一方で、2016年ごろからファクタリングによる資金繰りは徐々に注目されはじめ、現在では選択肢の1つとして大きく躍進しています。

  • 銀行融資を検討していたが、間に合わない
  • 財務諸表の負債を増やしたくない
  • 税金関係の滞納があり、融資が受けられない

などであっても、ファクタリングであれば利用できるかもしれません。

今後益々盛り上がるであろう「ファクタリング」を、是非検討してみてはいかがでしょうか。

元アドバイザーイメージ画像

最後までお読みいただきありがとうございました。
ここ数年でファクタリング会社の数は爆発的に増加しており、手数料やスピードなど、求めるサービスに特化した業者を選ぶことが可能となっています。
当サイトでは60社を超えるファクタリング会社を掲載しておりますので、是非ご参考ください。

ファクタリングのよくある質問

頻繁に頂く質問をQ&A形式でまとめました。
不明点がある場合は当サイト又は各ファクタリング会社へお気軽にお問い合わせください。

銀行融資やビジネスローンとの違いは何ですか?

一番の違いは「借金ではない」という点です。
あなたの所有している資産(=売掛金)を売り渡す売買行為なので、車や時計を売って現金を手に入れるのと同じ仕組みです。
また、ファクタリングは借金では無いため保証人や担保も不要となります。

詳しくはファクタリングの図解を御覧ください。

3社間と2社間の違いは何ですか?

3社間では売掛先会社にもファクタリング実施の通知を行い、債権譲渡の承認を得る必要があります。
そうすることで、売掛先→ファクタリング会社へ売上入金が直接行われ回収リスクや二重譲渡回避ができるため、手数料も低めに設定されています。

一方、2社間は売掛先へ通知を行わずに実行するファクタリングとなり、取引先へ不信感を与える心配はありません。

詳しくは2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの違いを御覧ください。

個人事業主でも利用できますか?

基本的に個人・法人を問わずご利用いただけます。
利用者の信用よりも売掛金の確実性が重視されるため、取引先企業の属性や法人規模をみられる可能性はあります。
個人だからと諦める必要はありません。
法人でも10人以下の小規模事業者の利用が年々広がっています。

審査に必要な書類は何ですか?

パンフレット・HPなど会社概要を説明するための資料と売上発生を示す請求書・検収書等を要求されるのが一般的です。
これまでの取引を証明するための通帳コピーが必要なケースもあります。

必要書類の詳細はこちらを参照ください。

どんな業種でもできますか?

はい、職種に制限はございません。
ファクタリング会社に寄っては風俗業界やナイトワーク系はNGにしているところもあるので、該当する業種の方は事前に確認しましょう。

当サイトでも建設業・アパレル業・人材派遣業と多くの事例を紹介していますので、参考にしてみてください。

申し込みから何日で資金調達できますか?

2社間取引であれば、最短即日〜3営業日程で着金することができます。
振込タイミングは金融機関営業日に依存するので、週末や連休を挟む場合は注意しましょう。

なお、3社間取引では売掛先を含め債権譲渡に関する契約書締結が必要になるため、比較的時間が掛かるのが実情です。

どんな債権でも買い取れるのですか?

売上の種類に制限はありません。
ですが売上入金日までに債務会社が破綻してしまうと回収困難に陥ってしまうので、審査では売掛先の信頼性をチェックされます。

詳しくは審査でチェックされるポイントを参照ください。

起業したばかりでも調達できますか?

もちろん起業直後の利用も問題ありません。
資金繰りが厳しく銀行融資も取りつけにくい創業当初だからこそファクタリングの利用価値が高いと言えます。

確定した売上が存在することが前提となりますが、社歴や事業歴は問われません。

契約時に足を運ばないといけないでしょうか?

契約前に面談を設けている会社もありますが、自社へ来てもらったり喫茶店等で顔合わせする形でも問題ありません。

既に1社でファクタリングしているが他社からも調達できますか?

問題ありません。
ただし、同一売掛債権を複数会社に売却することはできません(二重譲渡にあたる)ので、注意が必要です。

海外の債権も買い取れますか?

海外債権でも利用可能です。
通常の手数料に加え、為替変動リスクを加味した掛け目を設定する場合もあります。

ファクタリングを動画でおさらい

当ページを動画でおさらいしたい方は以下をご覧ください。