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5つのメリットと2つの注意点

ファクタリングのメリットを漫画で解説01
ファクタリングのメリットを漫画で解説02
ファクタリングのメリットを漫画で解説03
ファクタリングのメリットを漫画で解説04

昨今、資金調達方法の1つとして利用者を増やしているファクタリング。
融資と比較した際の経営者目線のメリットをまとめました。

メリット1~即日調達が可能

ファクタリングの最も大きなメリットは、やはり「調達スピード」でしょう。
即日又は翌日振込で対応しているファクタリング会社も多く、数ある資金調達方法の中でもスピード面はピカイチです。

融資の場合、審査だけで数週間を要することも珍しくはありませんが、ファクタリングは「債権の存在や価値」を精査するだけですので、早ければ数時間で完了します。

メリット2~柔軟な審査

ファクタリングは融資では無く、あくまで債権の買取です。
そのため、売掛金の存在証明や価値(期日や売掛先企業の安定性などで算定)の確認がメインとなり、多少の債務超過・税金未納であれば問題となりません。

財務状況が芳しくないのであれば、審査通過が不透明な融資に時間を割くよりもファクタリングを選択した方が賢明ではないでしょうか。
もちろん、銀行融資とファクタリングを両方使用するというのも一つの手です。

メリット3~保証人・担保が不要

銀行やノンバンクの場合、人的担保又は物的担保を求められることがあります。
人的担保は所謂「保証人」のことで、物的担保は「不動産」「商品」「備品」「車両」などを担保として提供することをいいます。
ファクタリングは資産の売却なので、そもそも担保を取る必要が無い上、代表者の信用情報も問題になりません。(信用情報に傷があった場合は保証人となることができない。)

メリット4~倒産リスクを負わない

債権譲渡によって権利が移転するため、ファクタリング利用企業は売却した債権に関しては当事者ではなくなります。(債権者ではなくなる)
そのため、売掛先が倒産した・夜逃げした等で当該債権が回収できなくなったとしても、ファクタリングを利用した企業が責任を負うことはありません。

これは、ファクタリングには「償還請求権(手形法に基づく権利)」が適応されないためであり、業界ではノンリコースと呼ばれています。
もしも倒産や債務不履行の責任を負わせるような規定があった場合、当該ファクタリング会社は違法業者の可能性がありますのでご注意ください。

メリット5~秘匿性に優れている

通常の債権譲渡では「債務者への通知又は承諾」が必須ですが、2社間ファクタリングであれば当該手続きを省略することが可能です。
したがって周囲に知られずに資金調達ができ、秘匿性に優れていると言えます。

さらに、ファクタリングは債権の売買であるため、負債の部が増えません。
「銀行融資の審査を控えているので、負債比率を増やしたくない」といったシーンでファクタリングは特にマッチします。

ファクタリングのデメリット

指を刺してファクタリングのデメリットを強調

一方で、ファクタリングには以下の注意点(デメリット)があります。
メリットだけではなく、ファクタリングが持つリスクもしっかりと確認しておきましょう。

デメリット1~手数料が掛かる

当然ですが、ファクタリングには手数料が掛かります。
報酬形態はファクタリング会社によって異なりますが、債権額の○%(2社間方式で5~20%・3社間方式で1~10%が相場)という形が主流です。

そのため反復継続した利用は大変危険であり、慢性的な利用にはおすすめできません。
「銀行融資が決済されるまで」「まとまった売上が入るまで」などのつなぎ資金としての利用を強くお勧めいたします。

デメリット2~債権譲渡登記が必要

前述した通り、2社間ファクタリングの場合は「債務者への通知又は債務者から承諾を得る」という手続きがありません。
そのため、正当な権利者であることを第三者に対して証明できないなど、ファクタリング会社側は不安定な立場に置かれてしまいます。

そこで、2社間ファクタリングでは「債権譲渡登記」を実施するのが一般的です。
債権譲渡登記によって第三者に対する対抗要件となり、新債権者であるファクタリング会社の権利が保護されます。

一方で、ファクタリング利用企業側にとっては「費用」「時間」がさらに掛かってしまうため、どちらかと云えばデメリットの側面が強いと言えるでしょう。
なお、債権の金額や信頼性(売掛先が大企業など)など、ファクタリング会社の中には状況に応じて登記の可否を判断しているケースがあります。
気になる方は、事前相談や見積もりの段階で確認しておくと良いでしょう。

ファクタリングのデメリット

ビジネスでファクタリングのメリットを共有

当ページでは、ファクタリングの良いところと悪いところをざっくばらんに説明させていただきました。
ファクタリングはスピード・利便性に優れている一方で、コストが高い・債権譲渡が必要になる可能性がある等のデメリットがあります。

利用にはリスクがあるため、あくまでもつなぎ資金としての活用を強くお勧めいたしますが、「ファクタリングは危険」とステレオタイプになってしまうのも大変勿体ないです。
「正しい知識を身に付けること」「本当に必要な取引なのかを冷静に判断すること」こそが重要なのではないでしょうか。

元ファクタリング会社役員イメージ

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