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代表的な資金調達方法と金利

経営関連の資料や電卓

他資金調達に比べてファクタリング手数料が割高であることは言うまでもありませんが、具体的にどれだけの違いがあるのでしょうか。
仮にファクタリング以外の選択肢がない状況だとしても、どれだけ割高なコストを支払っているかを理解するのは経営者としての務めです。
当ページではファクタリング手数料を金利に置き換え、代表的な調達方法である「銀行融資」「不動産担保ローン」「消費者金融」をどのくらいの差があるのかを比較しました。

銀行融資は3%程度

会社の資金調達の王道とも言える銀行融資。
読んで字のごとく銀行からの借入れのことを指しますが、同じ銀行系サービスでも住宅ローンやカードローンとは審査がやや異なります。
専門の担当者により会社の格付けが行われ、融資の可否・融資金額・金利・返済期間等が企業ごとに決定される形が一般的です。
健全な経営体制か・資金の使用用途は・税金や社会保険料の滞納はないか等が厳しく審査され、結果を得られるまでに時間(2週間〜1ヶ月程度)を要しますが、金利は3%前後と非常に低くなっています。

元ファクタリング会社役員イメージ全身

企業に合わせたオーダーメイド型融資のことを一般的に「プロパーローン」と呼びます。 ハードルは高いですが、利用できれば大きなバックボーンとなることは間違いありません。

不動産担保ローンは5〜10%

前述した銀行融資でも担保として不動産を提供する場合がありますが、ここで想定しているのは「不動産担保ローン」を主商品として提供する金融機関です。
不動産を担保として提供することが前提の金融サービスで、本人(会社)の信用が芳しくなくとも不動産の価値さえあれば審査に通る可能性が高いという特徴があります。
限度額はほぼ担保価値により決定されるため、1億円を超える大型資金調達も可能です。
金利は不動産価値・債務者属性・借入額等から総合的に判断されるため一概に言えませんが、概ね5%〜10%が相場です。(今回の試算では8%を想定しています。)

元アドバイザーイメージ画像

パッケージ化された不動産担保ローンの商品ですと、オリックス銀行・東京スター銀行・三井住友トラストL&Fが有名ですね。

消費者金融は15〜20%

消費者金融は、融資の中でもハイコスト(金利15~20%)な調達手段と言えます。
利息制限法及び出資法で定められた上限金利ギリギリのラインが適応されるのが一般的で、借入限度額は高くとも1,000万円程度です。
高い金利が設定される一方、担保不要であり審査も通過しやすいことから事業資金調達においては、駆け込み寺のような存在でしょう。

ファクタリング手数料を金利換算

ファクタリングの調達コストと他資金調達のコストを比較するために、ファクタリング手数料を金利に置き換えてみます。(※度々説明しているとおり、ファクタリングは売掛債権の売買取引であるため融資とは似て非なるものですが、ここではコスト比較のために便宜的に手数料を利息に置き換えて説明します。) まず、金利換算するために借入期間に相当する「ファクタリング実行→売上入金(支払い)」までの期間を2か月間と想定します。 この場合、資金サイクル的には約2か月間のつなぎ融資を受けたのと同じ結果が得られると考えられます。

ファクタリングをつなぎ融資と想定した場合の期間

「調達〜支払いまでの期間2か月」さらに「ファクタリング手数料10%」と想定して金利に置き換えると、月利換算は10%÷2か月=5%/月・年利換算だと5%×12か月=60%となり、なんと年利60%相当となる計算です。

他資金調達方法とのコスト比較表

ファクタリングと他の資金調達の想定金利及びコスト比は以下の通りです。

想定金利 100万円を2か月間
借り入れた際の金利
銀行融資との
コスト比
銀行融資 3% 4,932円 -
不動産担保ローン 8% 13,151円 2.67倍
消費者金融 18% 29,589円 6.0倍
ファクタリング 60%
(手数料10%)
100,000円 20.3倍

この表からもファクタリングがハイコストである点は一目瞭然です。 ファクタリングには即日振込可能、赤字でも利用できるといった利点があるものの、相応のコストを支払わなければならない点についてはしっかりと理解しておく必要があります。

ファクタリングの「金利換算」まとめ

頭を抱える男性

このように、ファクタリングには「調達スピード」「柔軟な審査」「クレジットヒストリーに残らない」などメリットがある一方、「調達コストが高い」というデメリットがあります。
先般お伝えしてきた通り、確かにファクタリングは銀行融資に比べると圧倒的にハイコストです。
しかしながら、コストを重視するあまりに気を逃し、企業全体が傾いてしまっては本末転倒であり、スピードを重視しなければならないシーンも存在します。
「どうしても遅らせられない支払いがある」
「銀行の審査を待っている余裕はない」
「既に返済をリスケしており、追加融資は望めない」

といったように、ハイコストな手段を使ってでも現金を用意しなければならない場合は、ファクタリングによる資金調達を視野に入れてみてはいかがでしょうか。