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飽和から淘汰のフェーズへ

ファクタリング会社の淘汰が進む首都圏

2019年現在、首都圏を中心に“ファクタリング“と名乗るサービスは200社を超えています。
10年以上の歴史を持つ老舗会社、新規参入のベンチャー企業など大小様々なファクタリング会社が存在しますが、その数は頭打ち感があり「草創期は過ぎた」と見ています。

ファクタリングサービス数が増えることで、ユーザー側としては選択肢が広がるため「より安く、よりスピーディ」な会社を選べるようになりました。
同時にファクタリング自体の知名度が高まったことで、手数料が低く、親身な対応の会社に顧客が集中する反面、粗悪な会社はユーザー離れを起こし廃業という構図が成り立っています。

二極化するファクタリングサービス

二極化のイメージ

ファクタリング市場におけるもう一つの変化は「二極化」です。
具体的には①手数料重視、②柔軟性重視となり、正反対の運営方針が特徴的です。

①手数料重視

手数料重視のファクタリング会社は、一桁台の手数料で効率的な資金調達を実現する一方で、「買取下限額」を設け、比較的厳しい審査を実施しています。

買取額が数百万円規模で入金焦げ付きリスクが低い“上質な顧客”だけを選ぶことで、低い手数料率でも確実に利益をあげているのです。
この手のファクタリング会社は売掛先を巻き込む“3社間ファクタリング”にも積極的で「利益率よりも安全性」の方針が顕著に見られます。

資本体力のある中規模以上の会社ということもあり、利用者側から見ても信頼性の高いサービスと言えるでしょう。

しかし、前述した通り審査条件は厳しく、契約率(申込みに対する審査通過率)は10%を切るケースも珍しくありません。
審査に自信があるor3社間ファクタリングの可能性があるという方にはお奨めです。

②柔軟性重視

税金滞納・銀行リスケ・債務超過… と多少の汚点があっても柔軟な審査で積極的な買取を行う運営方針です。
30万円規模の少額買取や個人事業主への対応など、小回りの効く運営も特徴的で、契約率70-80%を誇るファクタリング会社も存在します。

審査ハードルを下げるということは、より経営状態が芳しくない顧客を扱うこととなり、必然的に回収リスクが高まり、手数料率は20%前後と高額になります。

ただ、他社で審査に通らないとなれば、ハイコストな手数料を承知のうえで資金化の需要はあります。
手数料重視の会社とは真逆な考え方ですが、「お世辞にも高属性とは言えないユーザーへも救いの手を差し伸べる」という点では、ファクタリング業界のセーフティネット的存在とも言えます。

手数料相場の下落

下落するファクタリング手数料のグラフ

ファクタリング業界では二極化が進んでいるものの、全体的な相場でみれば手数料は下落傾向です。
つい2-3年前までは「売掛金を現金化できます!」というだけで希少性がありましたが、これだけファクタリング会社が増えると顧客は“比較検討”を行うようになり、自然に競争が発生しているというわけです。

以前は2社間・少額利用であれば20%台後半の手数料を提示する会社も少なくありませんでしたが、昨今は20%を超えることは非常に稀と言えます。
同一ファクタリング会社で長期の取引を行っているなら、一度2-3社へ見積もりを取ってみると良いでしょう。場合によっては5-10%近くコスト削減できることも充分ありえるのです。

スピード面も大幅改善

ファクタリングのスペックを語るうえで欠かせないのが“入金スピード”でしょう。
いくら手数料が安くとも入金までに何日も要してしまえば、肝心の支払いに間に合わせることはできません。

実は入金スピードも圧倒的に改善されており、審査回答が当日中であることは当たり前となり、提出書類に問題がなければその日中に着金できることも珍しくありません。
このように手数料・スピードの面で利用者側に有利な市場となってきているのは紛れもない事実なのです。