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入金前倒しで大型案件を受注

新規案件の広告費を確保
調達金額 500万円
取引手法 2社間
売掛金 3,000万円
年商 3億1,000万円
従業員数 3人

WEB向けの広告代理店を営んでいます。
具体的には、GoogleやYahooが提供する「PPC」と呼ばれるクリック課金型広告を扱い、クライアントのWEBページを出稿することでその運用代行費用をいただく、というビジネスモデルです。
うちでは広告運用費の10%を手数料としているので、300,000円分の依頼を受けたら30,000円が取り分になるという仕組み。

一見、割の良い商売に見えるかもしれませんが、実際は取り分の中から人件費・固定費・自社の広告宣伝費…等々を捻出しなければならず、自転車創業に陥りやすいのです。
3,000万円/月程の売上がありますが、その90%はGoogle、Yahooへの支払い、残りの300万円から人件費や固定費を絞り出すスタイルです。

今回、大手通販メーカーから宣伝サイト作成やプロモーション動画作成を含めた1,000万円/月規模の依頼打診がありました。
しかし、支払いサイクルは月末締め・翌月末払いとなることから1ヶ月分の広告費(約800万円)は先出しが必要…

最初の1ヶ月だけ乗り切れれば、その後は安定的な収益になるので何としても契約を取りたい!と思い、いくつかの資金調達方法を検討しました。
融資も視野にいれていましたが、受注まで2週間を切っていたこともあり、スピードと確実性を重視してファクタリングを選択。

売掛金のうち500万円を現金化し、手持ち資金とあわせて無事に広告予算800万円を確保できました。
当初予定どおり、ファクタリングを利用したのは初月の1回のみ。
手数料10%(50万円)は余計なコストとなってしまいましたが、この案件で毎月1,000万円もの売上に繋がっています。
ピンポイントで利用するには有益なサービスではないでしょうか。

需要が多い広告業界

金満なイメージが強い広告業界ですが、末端の実働企業はシビアな経営を強いられています。
特に代理業の場合、取扱金額が大きい割に利益率が低く、致命的な資金ショートが発生することも珍しくありません。

本事例はWEB向け広告でしたが、紙媒体・CMなどどの広告業界も似たような状況です。
ファクタリングを利用する場合は1回(多くとも2-3回)で、資金繰りを正常化できる見込みがあるか?を十分に検討してください。

元々数%の利益率なのに、ファクタリングで10%を超える手数料を支払っていたらいつまで経っても楽になりません。
製造業や飲食店に比べれば、翌月・翌々月の収支を予測しやすい業種なので、高額な調達コストを掛ける価値があるか?を今一度考えていただけたらと思います。
やや否定的なコメントになってしまいましたが、ファクタリングは本例のように“経営の起爆剤”となる一方で、貴重な利益を食いつぶすリスクがあることを忘れないでいただきたいのです。

一方、広告関係の売掛金はファクタリング会社側の評価が高く、手数料も有利な条件を提示してもらえる可能性が高いと言えます。
工事などと異なり、業務を遂行できない可能性は低く、入金ズレが起きにくいというのが一つの理由です。
300万円を超える取引になる場合は10%台の手数料を目安に交渉・比較してみることをお奨めします。