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積雪による工期延長をカバー

幹線道路での土木工事をする業者

予想を上回る積雪の影響で工事そのものが遅れ、竣工検査・検収時期が2ヶ月後ろ倒しとなりました。
もともとほぼ自転車操業だったため、次の現場に向けた資材調達費用が捻出できませんでした。

一方、公共事業の下請けだったことから入金自体の信頼性は高く、この2ヶ月を乗り切れば当面運転資金に困ることはないという算段です。
実は銀行からの借入も検討したのですが、この工事が一段落したらまとまって運転資金を調達したく銀行に借入交渉を行うつもりです。
このような事情から少額での融資相談やノンバンク利用は控えたく信用情報に影響を与えないファクタリングにたどり着きました。

買取金額が300万円と高額なことと、入金の確実性が高い(契約書や工事スケジュール等も提出)ため、10%の手数料で用立てすることができました。
ファクタリング会社2社を比較したところ、当所はどちらも15〜20%の提示でしたが、相見積の事実を伝えると10%程度まで交渉できました。
相見積の苦しさは普段の業務や入札で痛いほど理解していたので、やや心苦しさはあったものの5%変われば15万円もの節約に繋がるため、妥協はできませんでした。

結果的に、資金ショートの危機は脱して現在銀行への融資交渉真っ只中です。
銀行担当者からは過去3年に渡る無借金経営を評価してもらっているので、やはり借入履歴を作らなかったのは正解だったと考えています。

公共事業の盲点とリスク

公共事業と言えば、国が主導しているから優良・安心だ!と思われがちですが、実はそうでもないのです。
特に高速道路建設は政治家の"鶴の一声"で方針転換や予算削減があり竣工時期が大幅にズレることも珍しくありません。

また、事業規模が大きなだけに前段階の工事が遅延すると、玉突きでスケジュールが狂い半年以上支払いが滞ることもありました。

天候や地域事情による影響

東北・北海道地域では雪による影響が大きく、12月〜3月頃まではほとんど工事稼働出来ません。
多くの会社は4月に向け資金調達に精を出しますが、時期が集中するだけに銀行は大規模融資を優先的に取扱い、我々のような100万〜300万円規模の案件は後回し感があります。

銀行借入が最も低コストではあるものの、ノンバンクやファクタリングなどでバックアップ策を練っておくとより安心感がありますね。